ネイルファイルのグリット数の違いと使い分け
ネイルアートを行ううえで、欠かせないアイテムがネイルファイルです。ネイルファイルには、グリット数の違いがあります。
そして、それぞれのネイルファイルのグリット数に応じて、適した使い方があることをご存じですか?
ご存じない方のために今回の記事では、正しいネイルアート・ネイルケアのために覚えておきたい、ネイルファイルのグリット数の違いと、それぞれの使い方について説明します。
そもそもグリットとは何?
そもそも、ネイルファイルにおけるグリットとは何なのか、気になる方もいらっしゃるかと思います。
グリット数とは、”ネイルファイルの粗さ”を表す数値です。
グリット数の数字が大きくなればなるほど、ネイルファイルの目が細かいということを表します。
基本的には、100グリット(粗め)から3,000グリット(細かめ)のネイルファイルが、よく使われています。
ネイルファイルのグリット数による使い分け方の例
先ほど、ネイルファイルによくあるグリット数は100グリット~3,000グリットであることを説明しました。
あまりにも細かくグリット数の違いによる、ネイルファイルの使い分け方を説明しても長くなってしまうので、代表的なネイルファイルのグリット数を3つピックアップし、それぞれの使い方を説明していきます。
- 100グリットのネイルファイル
- 180から240グリットのネイルファイル
- 3,000グリットのネイルファイル
【1】100グリットのネイルファイル
100グリットのネイルファイルは、かなり目が粗いです。
そのため、100グリット前後のネイルファイルは、ジェルネイルのオフ専用と考えればOKです。
目の粗いネイルファイルを、いわゆる”爪みがき”として使ってしまうと、自爪が薄くなり危ないので気をつけてください。
⇒ ネイルファイルを使用したジェルネイルの正しいオフ方法を知りたい方はコチラ
※「セルフでジェルネイルをキレイにオフするやり方」のコラムへ飛びます。
【2】180から240グリットのネイルファイル
使い勝手がよく、リバーシブル形式でよく販売されているのが、180から240グリットのネイルファイルです。
180から240グリットのネイルファイルは、自爪の形・長さ・表面の凹凸を整えるために使います。
つまり、ポリッシュやジェルネイルを長持ちさせる下準備のために、必要不可欠なネイルケアアイテムだと言えます。
「ボードタイプのネイルファイルは自爪の形を整えることに向いている」、「スポンジタイプのネイルファイルは自爪の表面を整えることに向いている」などの特性もあるので、1番自分にとって使い勝手がいいネイルファイルを選んでみて下さい。
⇒ ネイルファイルの種類を詳しく知りたい方はコチラ
※「ネイルファイルの違いについて」のコラムへ飛びます。
【3】3,000グリットのネイルファイル
3,000グリットのネイルファイルは、とても目が細かいです。
一般的に”爪みがき”と呼ばれるネイルファイルは、このくらいのグリット数で作られています。
また、1,000グリットよりグリット数が大きいネイルファイルは、”シャイナー”と呼ばれることも多いです。
3,000グリット前後の目が細かいネイルファイルは、自爪の表面の凹凸をなくしてキレイに整えることと、目の粗いネイルファイルから順に使って自爪のツヤ出しをすることに使います。
まとめ
以上、代表的なネイルファイルのグリット数を3つ例にして、それぞれの使い方を取り上げてみました。
「ネイルアートを頻繁にするわけではないけど、常に自爪をキレイに整えておきたい」という方は、180から240グリットのネイルファイルが1本あると便利です。
また、ジェルネイルをされる方は、サンディングなどの下準備を丁寧に行ったり、オフを行う必要があるため、ここで取り上げた3種類のネイルファイルはすべて準備しておくといいと思います。