マスキングテープをジェルネイルに活用する3つの方法
マスキングテープは様々な場面で活躍する文房具の1つですが、ジェルネイルアートにも役立てることができます。
今回の記事では、マスキングテープが役立つ3つのジェルネイルアートと、うまくマスキングテープを活用するためのちょっとしたポイントを取り上げました。
マスキングテープを使うと便利な3種類のジェルネイルデザイン
- フレンチネイル
- 斜めのカラー切り替えネイル
- マスキングテープの埋め込みネイル
【1】フレンチネイル
ジェルネイルの定番アートの1つが、上記画像のようなフレンチネイルです。
セルフでも挑戦したいデザインですが、フレンチ部分の幅を均一に、かつラインがガタつかないように色を重ねるのは、意外と難しいです。
ラインがガタガタになった場合、ストーンを置くなどしてカモフラージュする方法もありますが、全部の指にそのようなカモフラージュを行うと、少しゴテゴテした派手なデザインになりがちです。
そこで、シンプルでキレイなフレンチネイルのラインを描くために活用できるのが、マスキングテープです。
先にマスキングテープを全部貼ってから重ね塗りを行えば、すべての指のフレンチネイルの幅を均一に、ラインもキレイに仕上げることができます。
【2】斜めのカラー切り替えネイル
上の写真のように、キレイな斜めラインのカラー切り替えアートをする場合も、マスキングテープが便利です。
フレンチネイルと違い、マスキングテープを曲げて貼る必要が無いので、「シワなくマスキングテープを貼るのが難しい」と感じる方は、”まっすぐマスキングテープを貼る”ことを活用したデザインに挑戦してみるといいでしょう。
【3】マスキングテープの埋め込みネイル
上記2つの方法は、マスキングテープを剥がすことを前提としたアートですが、マスキングテープを剥がさずに残して埋め込むデザインもありです。
マスキングテープの埋め込みは、自分では描けない細かなキャラクターのイラストをジェルネイルアートに取り入れたい場合に有効な方法です。
ただし、”マスキングテープは剥がれやすい”ということを、考慮しなくてはいけません。
トップジェルを厚めに塗っていたとしても、水仕事が多い方は1日持たずに剥がれてしまうことがあります。特に、ネイル全体にマスキングテープを埋め込むと、剥がれる可能性が高いです。
そのため、マスキングテープを埋め込んだジェルネイルを行う場合は、“1度カラージェルを全体的に塗ってから、マスキングテープを部分的に重ねて、トップジェルで挟み込む”など、出来るだけ剥がれにくく、剥がれたとしても違和感のないデザインにすることをオススメします。
マスキングテープをジェルネイルに使う時のポイント
マスキングテープは、セルフジェルネイルを始めたばかりの方にとって、大変便利なアイテムです。
以下では、マスキングテープを使う時に気を付けるといいちょっとしたポイントを2つ紹介しましょう。
【1】マスキングテープの上にジェルがはみ出しすぎないように注意
ライン取りとしてマスキングテープを使用する場合、テープを剥がすタイミングは硬化前でも硬化後でも、どちらでもよいです。
ただ、仮に硬化後にマスキングテープを剥がすつもりでいる場合は、マスキングテープの上にジェルをはみ出させ過ぎないように注意が必要です。
マスキングテープの上にジェルが多くはみ出した状態で硬化させてしまうと、後からマスキングテープが取れなくなってしまう可能性があります。
「マスキングテープの上にジェルがはみ出しすぎたな…」と思う場合は、マスキングテープを剥がしてから硬化させましょう。
【2】未硬化ジェルをキレイに拭き取ってからマスキングテープを貼る
マスキングテープは、先述したように粘着性が弱いテープです。あえてマスキングテープを剥がさずに埋め込む場合は、そんなに長くは持たないことを前提にしたほうが良いでしょう。
剥がれる可能性がゼロになる訳ではもちろんありませんが、少しでもマスキングテープを長持ちさせるためには、貼り付け面をキレイに整えることが大切です。
ベースジェルの上から全体的にマスキングテープを重ねる場合でも、カラージェルの上から部分的にマスキングテープを重ねる場合でも、未硬化ジェルを丹念に拭き取り、表面をキレイにしてからマスキングテープを貼りましょう。
未硬化ジェルの拭き取りには、専用のジェルクリーナーを使用します。
ジェルネイル初心者でもオシャレなデザインが作れるマスキングテープをぜひ活用しよう
以上、マスキングテープを使用したジェルネイルデザインと、使用時のちょっとしたポイントについてお伝えしました。
マスキングテープは安く購入することができるうえ、柄も豊富な優秀アイテムです。
マスキングテープはネイル専門のアイテムではないですが、手元にある方はぜひジェルネイルアートに活用してみてください。
これまでは「難しい!」と感じていたネイルデザインを、簡単かつキレイに仕上げることができるようになるかもしれません。
ジェルネイルを始めたばかりの方でも挑戦しやすいネイルアートは、下記2つのコラムでも紹介されています。
ご興味がある方は、ぜひ1度チェックしてみて下さい。