ジェルネイルの適正な厚みは0.7~1mmほど|セルフでぷっくりジェルのやり方
ジェルネイルの厚みはどれくらいが適正?
ジェルネイルは、マニキュアでは出せないぷっくりとした厚みが特徴です。
ただ、ネイルサロンによって出来上がりの厚みは違います。
ジェルネイルにまだ慣れていない人はサロンでの仕上がりに「予想していた厚みじゃない」と戸惑うこともあるようです。
では、ジェルネイルで適正な厚みはどれくらいなのでしょうか?
また、自分でジェルを塗るときにどうすれば美しく厚みを出せるのでしょうか?
この記事では、ジェルの適正な厚みとその理由、そしてセルフジェルできれいに厚みを出す方法をご紹介します。
0.7mm~1mmくらいが適正
ジェルネイルの厚みは、爪先がクレジットカード1枚分くらいの厚みがいいといわれています。
クレジットカード一枚は、0.76ミリなのでそれくらいが目安です。
ただし、ジェルネイルは先端や爪の生え際が薄めになり、爪の真ん中が厚めになっているので、厚いところは1mmくらいになってもよいでしょう。
昔は厚めが主流、今は薄めがトレンド
少し前までは、ジェルネイルといえばぷっくりとゴージャスな厚みがあるデザインが主流でしたが、今はナチュラルなネイルがトレンドということもあり、厚みがあまりないデザインが人気です。
とは言え、ニットネイルなどデザインによっては厚みがあるほうがいい場合もあります。
全体のデザインや長さのバランスを見ながら、ナチュラルに仕上がるように厚みを調整するとよいでしょう。
薄いジェルネイルのメリット
先述の通り、ジェルネイルが薄めだと見た目は、自爪やポリッシュに近くなり、ナチュラルな出来上がりになります。
また、ジェルを薄く塗ることで、特有の柔軟性が発揮され、地爪のカーブにもしっかり密着し、剥がれにくくなるというメリットもあります。
厚いジェルだと頑丈なイメージがあるかもしれませんが、自爪のような柔らかさは出ないので、逆に外れやすくなる場合もあります。
だから、ジェルネイルに強度を求めている方は、意外とうす付きネイルの方がいい場合も多いのです。
それぞれの特徴や、トレンドを取り入れるかを考慮して、ジェルネイルの厚みを決めるといいですよ。
サロンでジェルネイルに理想の厚みを出してもらえない理由
「そんなに分厚くしてほしくなかったのに、分厚くされてしまった。」
「分厚くしてほしいとオーダーしたのに、断られてしまった。」
そのような声も聞きますが、その理由は以下の3つが考えられます。
- 自爪が傷みすぎていているため
- 激安サロンの場合はコスト削減のため
- ネイリストの技術不足
自爪が傷みすぎていているため
自爪が傷んで薄くなってしまっているときは、ネイリストの判断でジェルネイルの厚みが変わってくることがあります。
傷んで薄くなっているから、補強のために分厚くする場合もあれば、逆に縮みやすいジェルの場合は薄めに塗ることもあります。
ですので、自爪が傷んでいる場合は、まずは保湿したり補強したりすることで自分好みのジェルネイルを楽しめるようにしましょう。
激安サロンの場合はコスト削減のため
激安サロンの場合だと、厚みを出したいと伝えても、コスト削減のために断られることもあるようです。
安さを重視する場合は特に、事前に理想の厚みを出してくれそうかをネット上で調べたり、電話で聞いてみたりするといいでしょう。
ネイリストの技術不足
あなたが希望するネイルの厚みを出してもらえなかったのは、ネイリストの技術不足かもしれません。
というのも、ネイリストになるには特別資格など必要ありません。
多くのネイリストは、学校などに通って資格を取るなどで勉強をしてからサロンに入っていますが、まれに技術が足りないままネイリストとしてサロンで働いている人もいます。
ネイリストが技術不足だと、ジェルネイルの厚みについて注文されたときにも臨機応変に対応できないのです。
この場合も先ほどと同じように、事前に好みの厚さのネイルができるかどうかを問い合わせてみたり、口コミなどでネイリストの技術力が高いサロンを選んだりすることで回避することが出来ます。
セルフのジェルネイルできれいに厚みを出す方法
ネイルサロンでジェルネイルをしてもらったら、きれいに厚みが出るのに、いざセルフネイルで厚みを出そうとすると難しいと感じる人も多いようです。
きれいに厚みを出すコツは以下の2点です。
- ハイポイントを作る
- ビルダージェルを使う
ハイポイントを作って厚みを出す
セルフジェルネイルで厚みを出す場合は、ハイポイントを作ることで美しい仕上がりになります。
ハイポイントとは、爪を横から見た状態で一番高い位置にある場所を指します。
生え際や先端から急に厚みを持たせるのではなく、爪の真ん中にあるハイポイントに1番厚みを出せば全体的に美しく厚みがあるように見えます。
最初に爪の真ん中くらいにジェルを落として、それを端に伸ばすように広げれば、ハイポイントは作れます。
塗ってから硬化するまでに時間がかかりすぎてしまうと、ジェルが爪の先端や生え際に流れてしまい、ハイポイントは消えてしまいます。
ですので、厚みを持たせたい場合は特に、ジェルを塗ってからできるだけ早く硬化するようにしましょう。
ビルダージェルを使うと簡単に厚みを出せる
Melty Gel(メルティジェル) ビルダー&トップジェル
※商品ページに飛びます。
ビルダージェルとは、液体の粘度が高く、ジェルネイルの長さ出しや、厚み出しに向いたジェルのことを言います。
ビルダージェルで塗る場合も、ハイポイントを作るようにして塗るときれいに厚みを出すことが出来ます。
通常のジェルと比べて粘度が高いため、硬化前に流れて形が崩れることもありません。
セルフジェルで厚みを出したい人は、是非持っておきたいアイテムです。
<関連記事>
まとめ
ジェルの適正な厚みとその理由、そしてセルフジェルできれいに厚みを出す方法をご紹介しました。
ビルダージェルを使えば、セルフネイルでも簡単にサロンのような厚みを出すことが出来ます。
お好みのデザインに合わせて、ジェルの厚みを調整してジェルネイルを楽しんでくださいね。
ナチュラルフィールドサプライでは、ジェルネイルに必要な用品を幅広く取り揃えています。
ネイル検定用品もすべて取り揃えておりますので、ネイリストを目指している方はぜひご利用ください。