ニットネイル・ツイードネイルのやり方を紹介│色選びや失敗しないコツとは?
秋冬に大人気の「ニットネイル」が、ご自宅で再現出来たら嬉しいですよね。一見すると複雑そうですが、コツを押さえればセルフでも、かわいいニットデザインが実現できます。
今回はセルフネイラーさんに読んで欲しい「基本のニットネイルの仕方」について、必要な道具や色選びのコツもあわせて解説いたします。
【こんな人に読んで欲しい】
- ニットネイルのやり方が知りたい人
- ツイードニットネイルのやり方が知りたい人
- ニットネイルに必要な道具を知りたい人
- ニットネイルの色選びのコツを知りたい人
ニットネイルとは?
ニットネイルとは、その名の通り「ニットの編み込み」を思わせるような、立体的なネイルデザインです。秋冬を中心に人気が高く、カジュアルで可愛らしい雰囲気にぴったりなネイルです。
単色カラーとの相性はもちろん、「ニットネイル×チェック柄」「ニットネイル✕ヒョウ柄」「ニットネイル✕べっ甲ネイル」など、季節感のあるネイルデザインと、組み合わせるのもおすすめです。
「ニットネイル」「ツイードニットネイル」のやり方
セルフで出来る「ニットネイル」のやり方を、必要な道具もあわせて紹介します。ニット柄を筆で描いてつくるニットネイルは、繰り返し練習することでより上手く編み込みが表現できるようになります。今回は
- 定番の「ニットネイル」
- 流行りの「ツイードニットネイル」
の2種類の方法について見ていきましょう。
定番の「ニットネイル」のやり方
必要な道具
- ベースジェル
- お好みのカラージェル(今回は3Dアートジェル)
- マットコート
- UV / LED ライト
- 細い筆
やり方
- 爪にベースジェルを塗布し、ライトで硬化します。
- 固まったら好きなカラージェルを爪全面に塗り、硬化します。
- 上からマット感の出るトップコートを塗り、ライトで硬化します。こうすることでツヤ感のない、ニットらしい質感になります。
- 立体感の出しやすい「3Dアートジェル」で、ニットの模様を描きます。細いライン用のアート筆にカラージェルを取り「1筆模様を描く」「ライトで硬化する」を繰り返します。
例)ニット柄の線の部分を1筆分だけ描く→ライトで硬化→次の線の部分を描く→硬化→点を描く→硬化(すべての柄を描くまで繰り返す) - 最後に上からマットのトップコート塗り、硬化して完成です。
流行りの「ツイードネイル」のやり方
「ツイードネイル」とは、ツイード生地の編み込んだ質感を表現したネイルデザイン。ニットネイル同様に秋冬の人気デザインで、ニットネイルより大人っぽい雰囲気に仕上がるのが特徴です。
必要な道具
- ベースジェル
- お好みのカラージェル4色(ベースの色味1色・ライン用の色味3色)
- トップジェル
- UV / LED ライト
- 細い筆
やり方
- 爪にベースジェルを塗布し、ライトで硬化します。
- 固まったら好きなカラージェル1色を爪全面に塗り、硬化します。
- 筆にベースで使ったカラージェルとは別の1色を取り、強弱をつけながら、縦に3~4本ラインを入れ硬化します。
- 同じ色味で、今度は横のラインを入れていきます。チェック柄を作る要領で、自然な位置にラインを引き硬化します。
- 2色目の色味を筆に取り、3~4の手順を同じように繰り返します。3色目も同様です。
- 3~5のステップを、お好みに合わせて2~3回ほど繰り返し、ツイード素材らしい柄に仕上げます。
- 最後にトップジェルを全面に塗布し、硬化したら完成です。
ニットネイルの色選びのコツは?
セルフでニットネイルをする際、あわせて知っておきたい「色選び」のコツもご紹介します。
【ニットネイル 色の選び方】
- 原色は選ばない
- 白やグレーを混ぜたカラーが多い
- 暗めの色より明るめが似合いやすい
まず色味は原色カラーより、白を多めに混ぜた「パステルカラー」や、グレーを混ぜた「くすみ感」のあるカラーがおすすめです。ニットらしい “ふわり” としたニュアンスや質感が出やすく、より女性らしい雰囲気に仕上がるためです。
また初心者ネイラーさんは暗めカラーより、明るめの色味を使った方が失敗なく「ニット感のあるネイル」が描けます。陰影のつきづらい暗めの色味を使うと、ニットネイルの醍醐味である凸凹感が、明るめの色味にくらべ表現しづらいからです。
ニットネイルで失敗しない方法
セルフでニットネイルをする際、よくある失敗例として
- ニット柄が思うように書けず、爪1本まるまる描き直しになってしまった
- ニット柄の一部が、隣の模様に繋がってしまいやり直しに……
といったことが起こります。
せっかく順調に描けていたニット柄が、最初からやり直しになるのはショックですよね。そこで大事なのが、模様は1つの爪を一気に書いてしまうのではなく「一筆描いては硬化する」を繰り返すことです。
1筆ごとにライトで固めるため、万が一失敗しても、それまでに描いた模様に影響することなく修正できます。失敗した箇所はコットンにエタノールを含ませ、サッと拭き取ればOKです。一見、時間がかかってしまいそうに思えますが、爪全体をやり直すより結果的には早く仕上がりますし、余計なストレスもありません。
また模様を描く際は、通常のカラージェルではなく、立体的な模様に向いた粘度の高いジェルを使用しましょう。通常のジェルでは凹凸感が出づらい上、液が流れやすく失敗しやすい為です。
といった2つの方法があり、ニットネイル専用に新しくカラージェルを購入したい方は前者、今持っているカラージェルを使いたい方には後者がおすすめです。
まとめ
今回は、寒い季節にぴったりな「ニットネイル」について、セルフネイルのやり方を中心にご紹介しました。一見難しそうなニットネイルですが、慣れてくれば複雑な柄もチャレンジできるようになるなど、アレンジの幅もぐっと広がります。本記事を参考に、ぜひニットネイル・ツイードネイルを日常に取り入れてみてくださいね。
ナチュラルフィールドサプライでは、今回の様な「セルフネイラー」さんに読んで欲しい、ネイルコラムを多数配信しています。ぜひそちらも覗いてみてくださいね。