オフしやすいピールオフとは?長持ちする使い方とオフのコツをご紹介
ピールオフネイルとは「はがせるネイル」という意味で、一般的なジェルやポリッシュのように溶剤で溶かす必要がなく、はがすことで手軽にオフできるネイルの事を指します。
ジェルのオフを時短したい方や、「指の力で無理にはがすのはダメ」とわかっていてもついはがしてしまうという方は、ピールオフが向いているかもしれません。
この記事ではピールオフネイルに興味を持っている方に向けて、一般的なジェルネイルとの違いや使い方、オフのコツや長持ちさせるポイントを解説します。
ナチュラルフィールドサプライのおすすめピールオフアイテムも合わせてご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
ピールオフネイルとは
ピールオフネイルとは、簡単にオフできるように作られたジェルネイルのことです。
ピールオフタイプのベースジェルを使うことで、いつものジェルネイルよりもオフを時短することができます。
ピールオフタイプのベースジェルは、一般的なベースジェルと比べてはがすことができる成分を配合している点が特徴です。
メーカーによってその成分はさまざまですが、粘着力で爪に接着するタイプなどメーカーそれぞれに独自の特色があります。
後から塗るカラーの発色やアートのしやすさなどは一般的なジェルネイルと変わりません。
そのため、仕上がりは一般的なジェルネイルと同じです。
ピールオフネイルのメリット・デメリットは以下の通りです。
- メリット
サンディング不要で爪への負担が少ない
オフの時間を短縮できる - デメリット
一般的なジェルよりはがれやすい
ピールオフネイルの大きなメリットは、オフのしやすさと爪への負担を抑えられることです。
ジェルネイルは爪の表面をサンディングして削る工程がありますが、ピールオフネイルの場合、サンディングは必要ありません。
サンディングしてはいけない、ということはありませんが、ジェルと爪の密着度が上がりすぎてオフがしにくくなってしまいます。
ピールオフネイルははがしやすいように作られているので、一般的なジェルネイルよりはがれやすい点がデメリットです。
しかしコツを押さえて施術することで、3週間程度は持たせられます。
ピールオフが向いている人・向いていない人
ピールオフネイルは、以下のような方に向いています。
- ジェルネイルのオフを時短させたい
- 爪をサンディングしたくない
一方で、以下のような方にはあまり向いていません。
- ネイルアートをなるべく長持ちさせたい
- 爪の油分が多い人ははがれやすい
もともと爪の油分が多い方の場合、ピールオフネイルが普通の方よりはがれやすいこともあります。
しかしほとんどの場合はベースを塗る時にしっかりと下準備を行っていれば、すぐにはがれてしまうということはないでしょう。
後ほどピールオフネイルを長持ちさせるポイントをご紹介しますので、参考になさってください。
ピールオフネイルの使い方と塗り方のポイント
ピールオフタイプのベースジェルを使う工程と塗り方について、ポイントとあわせてご紹介します。
施術の流れとしては、以下の通りです。
- 下準備(プレパレーション)をする
- ピールオフネイルのベースを塗布・硬化させる
- カラージェルを塗布・硬化させる
- トップジェルを塗布・硬化させる
各工程と塗り方のポイントについて、詳しく解説していきます。
下準備(プレパレーション)をする
ピールオフネイルも、ジェルネイルと同じく下準備が重要です。
どんなアイテムを使うにしても、まずは下準備からスタートします。
プレパレーションでは、自爪の形を整える・手や爪の消毒・甘皮処理を行っていきます。
まずは手指全体をハンドソープでしっかり洗い、手や爪全体を除菌します。
次に清潔なコットンにアルコールや爪用のクリーナーを含ませ、手や指先をふき取りましょう。
次にネイルファイルで自爪の形や長さを削って整えます。
その後バリをネイルファイルで整えて滑らかにしましょう。
次に甘皮処理です。
ウッドスティックなどを使い、甘皮を爪の根元へと押し上げます。
甘皮はお湯でふやかすと処理しやすいので、前日のお風呂上りに行うのもおすすめです。
最後にプレプライマーなどで爪表面と裏面をふき取り、油分や汚れを除去します。
ピールオフネイルのベースを塗布・硬化させる
下準備が終わったら、いよいよピールオフベースジェルを塗布します。
ピールオフタイプのベースジェルを筆に適量取り、爪に塗布していきます。
ナチュラルフィールドサプライではピールオフベースジェル として「Melty Gelキャンピールベースジェル」を販売しています。
Melty Gelキャンピールベースジェルの場合は、薄塗り2回がおすすめです。
爪のエッジ先部分の塗布は避け、爪からはみださないよう注意しましょう。
ベースの塗布が終わったら、ライトで硬化させます。
目安として、UVライトなら2分、LEDなら30秒です。
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また「Weekend Princess はがせるべースジェル」ならブラシタイプなので、キャップを外してそのまま塗布できます。
ベースにはがせるべースジェルを使用する場合は、爪のエッジ部分を避け、薄く1度塗りがおすすめです。
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カラージェルを塗布・硬化させる
ピールオフベースジェル の塗布・硬化が終わったら、カラージェルを重ねていきます。
爪全体にカラージェルを塗布したら、LEDライトやUVライトで硬化しましょう。
トップジェルを塗布・硬化させる
カラージェルの塗布・硬化が終わったら、トップジェルを重ねて硬化させれば完成です。エッジ部分までしっかりと塗布しましょう。
ナチュラルフィールドサプライでは、ピールオフネイルのカラージェルとしてブラシタイプの「Weekend Prencess モノフィニッシュカラー」を販売しております。
こちらの商品は2〜3日という短時間の装着を想定としており、結婚式やイベントなどその日だけのネイルアートを楽しみたい方におすすめです。
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ベースとカラー・トップが1つになったワンステップジェルで、サンディングや拭き取りが必要ありません。
ベース・カラー・トップが1つになっているので、トップジェルを重ねる必要もありません。
はがしにくい、またはがれやすいと感じる場合は、ご紹介した「Weekend Princess はがせるべースジェル」をベースに使うとより長持ちします。
ピールオフベースの塗り方のポイント
ナチュラルフィールドサプライの「Melty Gelキャンピールベースジェル」を使う場合、仕上がりをよくするためには以下の2つがポイントです。
- ベースは薄く2度塗りがおすすめ
- エッジ部分はあえて塗らない
メーカーによって変わりますが、多くの場合ピールオフベースは薄く1回塗りが一般的です。
しかし「Melty Gelキャンピールベースジェル」の場合は、薄く2回塗りをおすすめします。
1回塗りだと、粘着力だけでネイルを定着させている状態なのではがれやすくなります。
またベースを厚塗りすると、ジェルがずれてしまう場合があるので注意して塗ってください。
ピールオフネイルの場合、あえてエッジ部分は塗らないことがポイントです。
一般的なジェルネイルはエッジ部分まで塗りますが、ピールオフネイルの場合は先端からはがれやすくなります。
ピールオフネイルを長持ちさせるポイント
ピールオフネイルははがしやすく作っているため、一般的なジェルと比べると長持ちしません。
しかし「Melty Gelキャンピールベースジェル」なら、普通に日常生活を送っても3週間程度は持ちます。※個人差があります。
長持ちさせるためには、以下がポイントです。
- 下準備をきちんと行う
- 厚みを出す
上記2つについて、ポイントを解説します。
持ちをよくするためには下準備が重要
一般的なジェルと同じく、ピールオフジェルも下準備が重要です。
爪の油分と水分をしっかり除去してからジェルを塗布して、しっかり定着させるようにしましょう。
水分や油分を除去では、プレプライマーを使うのがおすすめです。
ナチュラルフィールドサプライでは、水分油分除去の下処理剤として「Melty Gel(メルティジェル) ネイルプレップ」を販売しています。
ブラシタイプなので簡単に使えて便利です。
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厚みを出すとはがれにくい
ピールオフネイルを長持ちさせるには、少し厚みを出す点がポイントです。
ベースの上にクリアジェルやビルダージェル など厚みを出せば、硬いものが乗った状態になるためはがれにくくなります。
日常生活の中で衝撃を受けても、すぐにははがれません。
「ピールオフネイルがすぐはがれてしまう」という方は、下準備と厚みの2つを見直してみてくださいね。
ピールオフネイルのオフのやり方ときれいにはがすコツ
ピールオフネイルの最大の特徴はオフが簡単である点です。
ここでは、基本的なオフ方法とよりきれいにピールオフネイルをはがすコツをご紹介します。
ピールオフネイルのオフ方法
ピールオフネイルをオフする時は、爪のキワからウッドスティックを差し込み優しくはがす方法が基本です。
ベースにピールオフネイルを使うことで、自爪を傷めず優しく除去できます。
爪が健康的で凸凹が少ない場合は、アセトンなどの溶剤を使わなくてもきれいにはがせます。
しかし爪の表面が荒れていたりサンディングしたりしていると、爪の凸凹部分にベースジェルが入り込むため、はがすときに自爪まではがれる恐れがあるので注意が必要です。
「ピールオフがきれいにはがれない」「一部が爪と密着して取れない」という場合は、次でご紹介する方法を試してみてください。
アセトンを含む溶剤を使うとよりきれいにはがれる
ピールオフネイルは基本的にアセトン不要でオフできますが、きれいにはがれない時はアセトンを含んだ溶剤を使うことで簡単にはがれます。
ピールオフネイルをはがした時に爪の一部にネイルが残ってしまった際は、リムーバーをコットンに含ませて拭き、浮かせてからはがすようにしましょう。
ナチュラルフィールドサプライではリムーバーとして「グルーオフ」という商品を用意しています。
点眼タイプなので、爪のキワからウッドスティックを差し込んで液を流すことで簡単にはがれやすくなり、爪を傷める心配がありません。
当社スタッフは、ピールオフネイルを除去する時も少しだけこのグルーオフを使います。
「ピールオフなのに溶剤を使うなんて面倒」と思われるかもしれませんが、あえてリムーバーを使うことで爪を痛めることなく、ピラっとはがれて気持ちよくオフできますよ。
キレイで健康的な爪ほどオフしやすい
ピールオフネイルを施術する前のポイントですが、キレイで健康的な爪にしておくことでネイルをはがしやすくなります。
普段アセトンオフのジェルネイルを爪に乗せている場合、施術やオフの段階で爪の表面が荒れている人も少なくありません。
凸凹があるとピールオフしにくくなるので、爪の表面を磨いたり油分を与えたりして、ネイルケアを行いましょう。
まとめ
ピールオフネイルについて、その特徴や向いている人、施術やオフのポイントをご紹介しました。この記事をまとめます。
- ピールオフネイルははがして除去できるように成分を調整している
- 一般的なジェルより長持ちしにくいが、正しく施術すれば数週間は持つ
- アセトンを含むリムーバーを少し使うことで、きれいにピールオフできる
ピールオフネイルは、きれいにオフできると付け爪のようにスッと気持ちよくはがれてくれます。
ジェルネイルのオフが面倒に感じる方は、ぜひ試してみてくださいね。
この他にもナチュラルフィールドサプライでは、ネイルケアや施術に必要なアイテムを数多く取り揃えています。
ぜひあわせて覗いてみてください。