2024年「Melty Gel ベースジェルEX」を新発売!ほかのベースジェルとの違いも解説します
2024年の5月、ナチュラルフィールドサプライではMelty Gelシリーズから「Melty Gel ベースジェルEX」を発売いたしました。
硬化した後も柔軟性と追従性があり、爪の動きに密着します。
高い密着性と耐久性を持ちながらオフしやすいソークオフジェルで、HEMA・アクリル酸フリー・ノンサンディングと爪への負担を軽減できる点が大きな特徴です。
この記事では新発売の「Melty Gel ベースジェルEX」の紹介と、すでに販売している2種類のベースジェルについて、違いや選び方をご紹介します。
ベースジェルをお探しの方は、ぜひ最後までお読みください。
2024年5月10日「Melty Gel ベースジェルEX」を新発売
「Melty Gel(メルティジェル)」は、ナチュラルフィールドサプライが展開するジェルシリーズです。
カラージェルをはじめLEDライトやトップ・ベースコート、長さ出しに使うネイルフォームなどプロの方からセルフネイラーの方まで使っていただける商品を揃えています。
そんなジェルネイルシリーズから新登場した「Melty Gel ベースジェルEX」は、粘着力・密着力に優れた追従性の高いベースジェルです。
「Melty Gel ベースジェルEX」は強力な密着力を持ちながらも柔軟性と追従性があり、従来のベースジェルよりリフトや中浮きを防ぐように開発しました。
一般的に、爪にジェルを乗せている時に物に当たるなどして衝撃が加わるとジェルが浮きやすくなります。
これは、爪と硬化したジェルネイルの硬さが違うことが大きな原因です。
しかし「Melty Gel ベースジェルEX」は柔軟性と追従性があるので、衝撃や爪の“しなり”についていくことで持ちを良くしました。
また、ノンサンディングタイプなので爪の表面を削る必要がありません。
さらにHEMAやアクリル酸といった成分をフリーにしたことで、爪への負担を軽減できるベースジェルです。
<HEMA(ヘマ)とは>
HEMAはアクリルモノマー樹脂の1つで、UVライトによって硬化する性質を持っています。
そのためジェルネイルに含まれる代表的な成分であり、その他にもコンタクトレンズや歯の詰め物の接着剤にも使われる成分です。
HEMAは20年以上の使用実績を持つ成分で、無色透明で匂いもほとんどありません。
しかし皮膚に付着してしまうことで、ジェルアレルギーを誘発しやすいとも言われています。
ジェルを乗せた後に爪の周りが赤くなったりかゆくなったり、水ぶくれができてしまう場合はアレルギーを引き起こしている可能性があります。
<アクリル酸とは>
アクリル酸はジェルと爪の密着力を高める性能があり、定着性を高めるためにノンサンディングタイプのジェルによく配合されています。
HEMAと同じく成分自体は20年以上の使用実績がありますが、アクリル酸もジェルアレルギーを引き起こしやすい成分といわれています。
ジェルアレルギーを一度発症した場合、多くの場合はジェルを使うたびに発症する可能性が高くなるので注意が必要です。
「Melty Gel ベースジェルEX」の使い方
「Melty Gel ベースジェルEX」の使い方は一般的なベースジェルと同じで、ブラシに少量取って薄く2度塗りするだけでOKです。
また商品の特性上、上に乗せるカラージェルはある程度硬さのあるタイプがおすすめです。
硬化については、UVなら1~2分、LEDなら30秒~1分程度が目安となります。
サンディングは不要ですが、通常のジェルと同じく、塗布する前に爪表面の油分・水分は除去しておいてください。
「Melty Gel ベースジェルEX」はこんな人におすすめ
爪に優しく持ちの良い「Melty Gel ベースジェルEX」は、以下のような方におすすめです。
- サロンワークでお客様に施術するネイリストさん
- ロングネイルを施術している方
- 爪からジェルが浮きやすくてお悩みの方
- HEMAやアクリル酸フリーのジェルをお探しの方
「Melty Gel ベースジェルEX」は、持ちが良く爪に優しいベースジェルを実現するために開発しました。
耐久性が高く、プロのネイリストさんにも安心して使っていただけます。
またロングネイルをしていたり、荷物を持つなど指先をよく使ったりする方にも「Melty Gel ベースジェルEX」がおすすめです。
高い追従性を持つベースジェルなので、従来よりも浮きにくくなっています。
ジェルネイルの施術で最初に塗布するベースジェルの多くは、比較的酸が強い商品が多いです。
アクリル酸によって爪とジェルを密着させることで持ちの良さを実現していますが、酸は爪を荒らす働きがあり、頻繁に使い続けることで爪が傷んでしまう点が欠点です。
「Melty Gel ベースジェルEX」ではアクリル酸を配合していません。
爪が傷みにくく、爪が荒れるという欠点をカバーすることができます。
ナチュラルフィールドサプライのベースジェル
ナチュラルフィールドサプライでは、今回新発売となった「Melty Gel ベースジェルEX」以外にも以下2つのベースジェルを販売しております。
- Melty Gel(メルティジェル) ベースジェル
- Melty Gel キャンピールベースジェル
それぞれの特徴やおすすめの人について、順番に解説します。
Melty Gel(メルティジェル) ベースジェル
「Melty Gel(メルティジェル)」シリーズで、従来から販売しているベーシックなベースジェルです。
「Melty Gel ベースジェルEX」と同じくサラサラしすぎず適度な粘度を持たせてあるので、初心者の方も塗布しやすくしています。
アセトンオフできる「Melty Gel(メルティジェル) ベースジェル」は密着力があり、自爪としっかり密着して持ちを良くしている点が特徴です。
また硬化熱が少なく、さらにリフトもしにくくなっています。
→ Melty Gel(メルティジェル) ベースジェルをチェックしてみる
Melty Gel キャンピールベースジェル
Melty Gelシリーズの「キャンピールベースジェル」は、ノンサンディングタイプではがせるタイプのベースジェルです。
「週末だけネイルを楽しみたい」など短期的にジェルネイルを楽しむことができ、オフしたい時はアセトンを使わず、はがすだけでオフできます。
「キャンピールベースジェル」を使うときは、薄く2度塗りすることがポイントです。
厚塗りすると上のジェルがずれやすくなります。
またはがれやすいので、一般的なジェルベースとは違い、爪のエッジ部分は塗らないようにしましょう。
はがせるタイプではありますが、無理やりはがすと自爪が傷んでしまうので、ウッドスティックなどで端から優しく少しずつはがしてください。
はがれず残った部分は、エタノール、アセトンやレジンリムーバーで除去、または指の腹で軽く擦り除去することをおすすめします。
ナチュラルフィールドサプライの「グルーオフ」は点眼タイプなので、浮いたジェル部分に流し込むことではがしやすくなります。
→ Melty Gelシリーズの「キャンピールベースジェル」
ナチュラルフィールドサプライのベースジェル3タイプ比較表
ナチュラルフィールドサプライでは、新発売の「ベースジェルEX」、「ベースジェル」、「キャンピールベースジェル」という3つのベースジェルがあります。
それぞれの特徴について、以下の表にまとめました。
Melty Gel ベースジェルEX | Melty Gel ベースジェル | Melty Gel キャンピールベースジェル | |
粘度 | ★★☆☆ | ★★☆☆ | ★★☆☆ |
オフの簡単さ | ⚪︎ | ⚪︎ | ◎ |
はがしやすさ | × | × | ◎ |
爪へのやさしさ | ◎ | ⚪︎ | ◎ |
持ちの良さ | ◎ | ◎ | ⚪︎ |
商品紹介ページ | Melty Gel ベースジェルEX | Melty Gel ベースジェル | Melty Gel キャンピールベースジェル |
公式楽天市場ショップ | Melty Gel ベースジェルEX | Melty Gel ベースジェル | Melty Gel キャンピールベースジェル |
上記の通り、Melty Gelシリーズのベースジェルは3つとも塗りやすい粘度を持たせており、サラサラしすぎずはみ出しにくい点は共通の特徴です。
オフの簡単さで見ると、ピールオフタイプの「キャンピールベースジェル」が優れています。
「ベースジェル」と「ベースジェルEX」はどちらも溶剤が必要なソークオフタイプですが、「ベースジェル」は自爪を傷めにくいようにふわっと浮いて簡単に除去できるよう設計しています。
はがしてオフできるのはピールオフの「キャンピールベースジェル」のみで、他の2つはアセトンやリムーバーが必要です。
ただし、ピールオフタイプであっても爪と密着して剝がれにくい場合は、無理にはがさず溶剤で浮かせるようにしてください。
爪へのやさしさで見ると、ノンサンディングかつHEMA・アクリル酸フリーにしている「ベースジェルEX」が優れています。
持ちの良さで見ると、「ベースジェルEX」と「ベースジェル」がおすすめです。
新発売の「ベースジェルEX」は爪とジェルを密着させるアクリル酸を配合していませんが、柔軟性と追従性の高さがあり、爪のしなりにフィットしたり衝撃に耐えたりする強さがあります。
「ベースジェル」は密着力があるため、自爪としっかり密着することで持ちの良さを高めています。
「キャンピールベースジェル」ははがしてオフできるジェルですが、前処理や塗布をきちんと行えば3週間程度はキープできるでしょう。
1つご注意いただきたいのは、ナチュラルフィールドサプライのベースジェルはどれも「フィルイン」に対応していない点です。
フィルインとはベースジェルを残したままで新しいジェルを重ねる施術方法で、「ベース一層残し」などとも呼ばれます。
オフにアセトンを使わないので爪が乾燥しにくい点がメリットですが、技術が必要で、ベースジェルも硬さがしっかりなければできません。
ナチュラルフィールドサプライのベースジェルは、新発売の「ベースジェルEX」以外のものも衝撃に耐えうるように追従性を持たせています。
そのため、フィルインができるほどの硬さはありません。
今後、ナチュラルフィールドサプライでもフィルインができるベースジェルを開発していく予定です。
ナチュラルフィールドサプライのベースジェルを使い分けるポイント
ナチュラルフィールドサプライのMelty Gelシリーズのベースジェル「ベースジェルEX」「ベースジェル」「キャンピールベースジェル」について、使い分けるポイントをご紹介します。
Melty Gel ベースジェルEX
- 荷物を持ったり爪に物が当たったりすることで、ジェルが剝がれやすいとお悩みの方
- 爪が薄くサンディングを避けたい方
Melty Gel ベースジェル
- 硬化熱に敏感な方
- アセトンで落ちやすいベースジェルをお探しの方
Melty Gel キャンピールベースジェル
- 数日間だけジェルネイルを楽しみたい方
- なるべく手軽にネイルオフをしたい方
Melty Gelシリーズで展開している3つのベースジェルは、それぞれで特徴が異なります。
ジェルを乗せるシーンや状況、好みに合わせて、最適なものを選ぶことがポイントです。
スキンケアやコスメでお肌との相性があるように、自爪に乗せるベースジェルでは、地爪との相性も大きく影響します。
そのため、興味があるベースジェルは1度試していただき相性をチェックしてみてください。
ベースジェルの使い方
ナチュラルフィールドサプライのベースジェルの使い方はシンプルで、薄く2回塗布することが基本です。
ノンサンディングタイプ以外は、自爪の表面をサンディングすることで密着性が高まります。
照射時間について、UVなら1~2分、LEDなら30秒~1分程度が目安です。
またジェルネイルが浮きやすい方は、ベースジェルを塗布する前にプライマーなどのボンディング剤を使ってみてください。
粘着力が高まり、よりジェルネイルが長持ちします。
ベースジェルを長持ちさせる塗り方については、ジェルネイルの時に塗るベースコートの働き|長持ちさせる塗り方も紹介 で解説しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
2024年5月に発売を開始したMelty Gelシリーズの「ベースジェルEX」について、特徴や塗り方、他のベースジェルの特徴についてご紹介しました。
「ベースジェルEX」はジェルネイルアレルギーの原因となりやすいHEMA・アクリル酸フリーで開発しており、柔軟性と追従性を併せ持っている点が特徴です。
セルフネイラーの方はもちろん、プロの方にもぜひ試していただきたいアイテムの1つとなっています。
ナチュラルフィールドサプライでは、その他にも多くのネイルグッズを取り扱っています。
興味がある方は、ぜひ一度ショップをチェックしてみてください。