ネイル&コスメコラム

ネイリスト直伝!ぷっくりキルティングネイルのやり方と綺麗に仕上げるポイントについて

ネイリスト直伝!ぷっくりキルティングネイルのやり方と綺麗に仕上げるポイントについて

「ぷっくりしたキルティングネイルをやってみたい」
「キルティングネイルに興味があるけれど、やり方は簡単かな?」

とお考えのセルフネイラーさんへ。

ジェルネイルのぷっくり感を活かしたキルティングネイルは、秋や冬に一度は挑戦したいデザインです。

この記事では、ネイリストが初心者の方にもおすすめのキルティングネイルについて、デザイン別のやり方や綺麗に仕上げるコツを解説します。

キルティングネイルをやってみたい方は、ぜひ最後までお読みください。

キルティングネイルで準備したいアイテム

ネイリスト直伝!ぷっくりキルティングネイルのやり方と綺麗に仕上げるポイントについて

キルティングネイルをするためには、以下2つのアイテムがおすすめです。

  • アート用ジェル
  • アート用の筆

それぞれについて、順番に解説します。

アート用ジェル

アート用ジェルとは固めに作られたジェルのことで、指でこねて使う粘土ジェルタイプ筆で塗るタイプの2つがあります。

粘土ジェルタイプは流れにくく跡をつけやすいので、指でこねて爪に乗せ、キルティングのラインをつけることで簡単にキルティングネイルのアートができます。

ナチュラルフィールドサプライでは粘土タイプのジェルは扱っていませんが、筆で塗るタイプのアート用ジェルとして「Melty Gel(メルティジェル) アートクリアジェル」と「Melty Gel(メルティジェル) イクステンションジェル」を販売しています。

「Melty Gel(メルティジェル) アートクリアジェル」はノンワイプタイプのクリアジェルで、筆を使うコンテナと直接絞り出して使えるチューブの2タイプがあります。

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立体アートに特化した固めタイプのジェルで、キルティングのぷっくり感をしっかり出せます。

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「Melty Gel(メルティジェル)イクステンションジェル」は長さ出し専用ジェルとして、ハードジェルのような高粘度のテクスチャーでフォルム形成も簡単にできます。

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アート用の筆

キルティングネイルは細いラインや細かいアートが集まっているので、アート用の細い筆が活躍します。

ナチュラルフィールドサプライの「Compe.Long Liner」は筆先が長く、キルティングのベースとなる細いラインを描くのに最適な筆です。

ネイル検定に対応した筆で、国産ナイロンを使用した日本製となっています。

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「Compe.Long Liner」の筆先が長すぎるなら、「Compe.Liner」がおすすめです。
毛丈は8mmと使いやすく、細いラインをしっかり描けます。

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キルティングの要となるひし形部分のアートには、「Compe.Mini Oval」がおすすめです。

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毛幅2mmの極細タイプのオーバル筆で、キルティングはもちろん小花柄アートバックワイプにも使えます。

キルティングアートの時は少し多めにジェルを取り、形を整えてください。

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【デザイン別】キルティングネイルの基本的なやり方

ネイリスト直伝!ぷっくりキルティングネイルのやり方と綺麗に仕上げるポイントについて

キルティングネイルの基本的なやり方について、以下3つのデザイン別に解説します。

  1. シンプルなキルティングネイルのやり方
  2. ゴールドラインを入れるキルティングネイルのやり方
  3. ラウンドスタッズを入れるキルティングネイルのやり方

①シンプルなキルティングネイルのやり方

  1. プレパレーション・ベースジェル・カラージェルを塗布する
  2. マットタイプのトップコートを網目状に描きキルティングアートを施す
  3. 網目部分に少しずつアートジェルを乗せてぷっくりさせ、硬化する

キルティングネイルのコツや美しく仕上げるポイントは、後ほど詳しく解説します。

②ゴールドラインを入れるキルティングネイルのやり方

  1. プレパレーション・ベースジェル・カラージェルを塗布する
  2. ゴールドやラメで格子状にラインを描く
  3. 全体的にマットトップコートを塗布する
  4. アート用のクリアジェルでひし形を描きぷっくりさせる

ゴールドのラインを入れる場合、キルティング部分を描く前にマットコートを塗布することでマットとぷっくりさせた部分のツヤでコントラストを出すことができます。

③ラウンドスタッズを入れるキルティングネイルのやり方

  1. プレパレーション・ベースジェル・カラージェルを塗布する
  2. 全体的にマットトップコートを塗布する
  3. ラウンドスタッズをバランスよく乗せる
  4. ラウンドスタッズを目印にひし形を描き、ぷっくりさせる

ラウンドスタッズブリオンを乗せるデザインは、キルティングネイルの中でも人気かつ王道です。
ラウンドスタッズが目印となり、ひし形を描きやすくなります。

ネイルアートにおける爪の長さについて

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キルティングネイルは、爪の長さがロングでもショートでも似合うデザインです。

しかし同じデザインでも爪の長さで印象が大きく変わるので、デザイン画像を見てアートするときは気を付けましょう。

キルティングネイルに限らず、ネイルアートは爪が長いほどきれいな印象になります。
短い爪だとその分面積が小さくなるので、デザインを盛り込みすぎると美しく仕上がりません。

ネイルアートを行うときは、上記の点を考慮しながらデザインを考えてみてください。

キルティングネイルを綺麗に仕上げるコツ

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キルティングネイルを綺麗に仕上げるコツとして、以下6つが挙げられます。

  1. ひし形のセンターはしっかり揃える
  2. 初心者さんはラウンドスタッズを使ったほうがやりやすい
  3. 盛り上げる部分はお好みで微調整する
  4. 最近のキルティングネイルのラインは「色なし」が主流
  5. キルティングネイルは片手1~2本程度がおすすめ
  6. キルティングネイルの配色について

それぞれについて、順番に解説します。

①ひし形のセンターはしっかり揃える

キルティングネイルは、美しく並んだひし形がポイントです。
ひし形のラインが不揃いだったりガタガタしたりすると仕上がりが良くないので、この点を気を付けましょう。

ネイルアートに慣れていないと、ラインがガタガタしてしまうものです。

キルティングネイルなら、あらかじめラインを引いたりラウンドスタッズを配置したりして、目印を置くことができます。

キルティングの網目の大きさはもちろん、網目の線の太さも揃っていることが美しいキルティングネイルの条件です。

細いアート筆などを使い、線を引く練習もしてみましょう。

②初心者さんはラウンドスタッズを使ったほうがやりやすい

キルティングネイルのひし形は均等に描くことがポイントで、初心者さんには難しいかもしれません。

そんな時は、ラウンドスタッズやブリオンを交点に置いて目印にすることでひし形を揃えやすくなるのでおすすめです。

ラウンドスタッズはまず爪の中心に置き、等間隔になるよう上下に配置します。

この3粒でセンターをしっかり取って、左右に2粒ずつ位置をずらして配置すればOKです。

ライトで硬化するまでスタッズは動かせますから、全体のバランスを見て微調整してください。

③盛り上げる部分はお好みで微調整する

キルティングネイルのぷっくりした部分は、好みの高さになるまで少しずつジェルを乗せていきましょう。

ぷっくりする部分については、そこまで難易度が高いわけではありません。

ひし形のラインさえきれいに入っていれば、ジェルには表面張力で平らになるセルフレベリングという特徴があるので、ジェルを乗せて数秒待つだけできれいになじみます。

④最近のキルティングネイルのラインは「色なし」が主流

最近のキルティングネイルのラインは、色を入れないデザインが主流です。

色を入れずにマットタイプのトップコートで質感を変えたり、ラメやミラーのシルバーゴールドを取り入れたりしたデザインがとても増えています。

後ほどナチュラルフィールドサプライのキルティングネイルデザインもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

⑤キルティングネイルは片手1~2本程度がおすすめ

キルティングネイルは存在感の大きいデザインなので、全部の指にアートするとごちゃごちゃしてしまいます。

またキルティングネイルは細かいアートが多く手間がかかるので、セルフで全部の指にアートをするととても大変です。

おすすめは片手1~2本程度で、ほかの3~4本のネイルはあえてぷっくりさせずシンプルなものが合わせやすいでしょう。

⑥キルティングネイルの配色について

キルティングネイルの「キルティング」とは、2枚の布の間に綿や羊毛を挟んで縫い合わせた防寒性のある生地で、寒い時期に使います。

そのためキルティングネイルも、濃い色よりもアイボリーやベージュといった優しい配色がおすすめです。

ニットのような柔らかい雰囲気になり、秋や冬にとてもマッチします。

薄いグレーやマグネットといったデザインも、キルティングネイルの優しい雰囲気を引き立てるのでおすすめです。

初心者の方がやりがちなキルティングネイルの失敗と対処法

ネイリスト直伝!ぷっくりキルティングネイルのやり方と綺麗に仕上げるポイントについて

初心者の方がやりがちなキルティングネイルの失敗例は、以下の3つです。

  1. ひし形がガタガタになってしまう
  2. 網目が細かすぎる
  3. 網目の大きさや線の太さがバラバラ

それぞれについて、順番に解説します。

①ひし形がガタガタになってしまう

ネイルアートに慣れていない方に多いのは、キルティングネイルでひし形がガタガタになってしまうという失敗です。

爪はカーブがかかっているので、まっすぐ引いているつもりでも上手くできない…ということがよくあります。

キルティングネイルのひし形を描くとき、初心者の方は交点にラウンドスタッズなどの目印を置くのがおすすめです。

パーツを使いたくないときは、ラメラインベースをマットにして質感を変えるなどの工夫をしてみましょう。

また、最初にひし形部分で同じ斜め方向のラインを一気に描く方もいますが、あまりうまくはいきません。

根元部分から「×」を描き始め、少しずつラインを伸ばすように描く方法がおすすめです。

②網目が細かすぎる

短い爪にキルティングアートを施す時にやりがちなのが、網目が細かくなりすぎる失敗です。
ごちゃごちゃした印象になり、細かい網目を一生懸命描いてもきれいなキルティングになりません。

爪が短い時でもひし形の大きさは変えず、網目が小さくならないよう意識してください。

③網目の大きさや線の太さがバラバラ

キルティングネイルは網目の線を引きますが、この線の太さがバラバラになりがちです。

特に初心者の方は、ジェルネイルの線が上手く引けないという方が少なくありません。

線をまっすぐ引いたり太さを揃えたりは、練習して技術を積むことである程度解消します。

またキルティングネイルのような細い線は、筆先で線を描こうとせずジェルを引っ張って伸ばすようなイメージで描くと上手くいきます。

ナチュラルフィールドサプライおすすめ!キルティングネイルのデザイン集

ピンクベージュ×キルティングでオフィスネイルにもおすすめ

ネイリスト直伝!ぷっくりキルティングネイルのやり方と綺麗に仕上げるポイントについて

左右で1本ずつキルティングネイルをアートしたデザインです。

ラウンドスタッズも使い、華やかさをプラスしました。
上品で落ち着いたネイルで、オフィスネイルにもおすすめです。

パール×キルティングで冬にピッタリのきらきらネイル

ネイリスト直伝!ぷっくりキルティングネイルのやり方と綺麗に仕上げるポイントについて

キルティングネイル以外の爪には、ラメやパールを取り入れてキラキラしたデザインにしました。
シルバーラメやパールを使い、雪をイメージさせる冬にぴったりのネイルです。

ツイード×キルティングでデートにもピッタリ

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淡い色をベースとして、キルティングネイルとツイードネイルをデザインしました。
白やベージュの淡い色で統一感を出し、上品で可愛らしいデートにおすすめのネイルデザインです。

まとめ

キルティングネイルのやり方について、デザイン別のやり方や美しく仕上げるコツを解説しました。

この記事をまとめます。

  • キルティングネイルは、粘度の高いアートジェルやアート筆を使う
  • キルティングネイルは網目のラインを均等に引くこと、網目を細かくしすぎない
  • キルティングのひし形ラインが描きにくい時は、ラウンドスタッズなどを置く

寒くなると挑戦したくなるキルティングネイル。
今回の記事を参考に、ぜひ挑戦してみてください。

ナチュラルフィールドサプライでは、ジェルネイルやネイルアート、ネイルケアグッズを多数販売しております。

興味がある方は、ぜひショップをチェックしてみてください。

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