ネイル&コスメコラム

2017/08/28

簡単に自爪を強くする5つの方法 | 割れにくくキレイな自爪にするコツ

ネイル

“自爪がやわらかく、割れやすい”ことでお困りの方は、意外と多いのでないでしょうか?

重い荷物を持つとすぐに自爪が割れてしまう、自爪を伸ばそうと思ってもすぐに割れてキレイに長く伸びない、自爪の先が細かく割れていつもガタガタ……。

自爪が弱いことによるお悩みには、色々なパターンがありますよね。

そこで今回は、割れやすい・欠けやすい自爪を強くする5つの方法を、解説したいと思います!

  • 食べ物やサプリメントでタンパク質・鉄分・ビタミンをとる
  • ハイポニキウム(爪下皮)を伸ばす
  • マニキュア(ポリッシュ)を1週間塗る
  • 指先をマッサージして、強い自爪が早く生えてくるのを促す
  • 自爪を切る時はネイルシザーややすりを使うと、自爪を構成する層がキレイに保たれて割れにくくなる

1.食べ物やサプリメントでタンパク質・鉄分・ビタミンAをとる

栄養 イメージ

割れやすい・欠けやすい自爪の原因の1つは、栄養不足にあります。

爪は皮膚が角質化したもの(死んだ皮膚、という表現もあるようです)ですので、肌荒れするのと同じように、栄養が偏っている・不足していると、自爪にもトラブルがあらわれるのです。

栄養不足による自爪のトラブルには、ヒビ割れ、二枚爪、ささくれなどが挙げられます。

このようなトラブルのない強い自爪にするためには、タンパク質、ミネラル、ビタミンなどを意識的に摂取することが推奨されます。

タンパク質は自爪を形成するケラチンを作るための栄養素

自爪の角質層を形成しているのはケラチンと呼ばれる成分で、このケラチンはタンパク質によりできています。摂取したタンパク質は一部ケラチンに変化し、割れにくい丈夫な自爪を形成してくれます。

タンパク質が含まれている食べ物は、肉類・魚類・大豆などです。

ケラチンは、髪の毛を形成する成分でもありますので、「髪の毛がギシギシと乾燥して傷みがち」という方も、意識して摂ることをおすすめします。

鉄分は自爪の反りを抑える栄養素

鉄分には、弱くなった自爪の反りかえりを抑える効果があると言われています。

自爪の反りが気になる方は、レバーや海藻類、赤身のお肉などを意識して食べてみましょう。

ビタミンAは自爪の乾燥を抑えて割れにくくする栄養素

ビタミンAは、お肌、そして自爪の乾燥を防いでくれる栄養素です。

後でお話するのですが、自爪の乾燥は、爪が割れてしまう1番の原因といっても過言ではありません。

ビタミンAを意識して摂取することで、自爪の表面が乾燥しにくくなり、その結果自爪のヒビ割れや縦スジ、欠けなどが起こりにくい状態になります。

ビタミンAが含まれているのは、人参やほうれん草などの緑黄色野菜です。

その他のビタミン類やカルシウム、亜鉛なども自爪を強化することには役立つと言われています。結局のところは、様々な栄養素をバランス良く摂取することが望ましいです。

食事でタンパク質・鉄分・ビタミン類を補うのが難しい方は、サプリメントを飲み始めるのも1つの手でしょう。

2.ハイポニキウム(爪下皮)を伸ばす

少し説明しづらいのですが、爪と指先の皮膚の間には、ハイポニキウム(爪下皮)という薄い皮膚があります。

このハイポニキウムが長く伸びていると、自爪のピンクの部分であるネイルベッド(要は、自爪と指の皮膚の接地面積)が広がり、自爪が折れにくく、強くなります

このハイポニキウムについては、上手く伸ばす方法が存在します。詳しくは、下記記事をご確認ください。
→ ハイポニキウムとは? | 爪下皮を長く伸ばすためのコツも紹介

3.マニキュア(ポリッシュ)を1週間塗る

ネイルポリッシュクイック

 

「マニキュア(ポリッシュ)を塗ると、自爪の健康にはよくないんじゃない?」という意見もあるかもしれませんが、”自爪の乾燥をおさえて強くする”という観点では、むしろ使った方が良いといえます。

そもそも自爪は、指そのものから水分を吸い上げて、うるおいを補給しています。

そこにマニキュアでフタをすることによって、指から自爪の層まで上がってきた水分がとじこめられ、保湿効果につながるのです。

マニキュアがはがれずキレイに保たれる期間は、個人差はあるものの1週間程度です。

マニキュアを塗ってから1週間ほど経って、「マイルドリムーバー」と呼ばれているような、なるべく刺激の少ない除光液で優しくオフすると、マニキュア前よりもうるおいの蓄えられた、乾燥によるひび割れの起こりにくい丈夫な爪になっていることと思います。

“自爪に短期間うるおいパックをする”というようなイメージですね。

かと言って、自爪にフタをし続ければ良いという事ではありません。

特にジェルネイルの場合、長くオフしないでいると、リフトしたすき間から水が入ってきて、自爪の表面から細菌が繁殖してしまうおそれがあります。

ジェルネイルのオフは、3週間~1ヵ月を目途に行いましょう。

4.指先をマッサージして、強い自爪が早く生えてくるのを促す

指先 マッサージ

手のあいたタイミングで、意識的に指先をマッサージすることで、指先の血行がよくなります

指先の血行がよくなると、自爪の成長に必要な栄養素が運ばれやすくなり、健康で強い自爪が早く伸びてきます。(効果の実感には、もちろん個人差があります。)

爪の根元(甘皮あたり)には、自爪の成長を促進すると言われているツボがあります。その部分をギュ、ギュッと10秒ほど押してあげるのが効果的です。

キューティクル クリーム

また、マッサージの際には、キューティクルケアクリームなどを併用すると、保湿効果も期待できます

自爪にうるおいを与えつつ、強い自爪が早く生えてくるようにできるわけですね!

5.自爪を切る時はネイルシザーややすりを使うと、自爪を構成する層がキレイに保たれて割れにくくなる

自爪を切る時、爪切りでバチバチと切ってはいませんか?

実はこれ、自爪の強度にとっては悪影響で、ひび割れや二枚爪の原因となってしまいます。

というのも、自爪は1枚で出来ているように見えますがそうではなく、層が幾重にも重なって構成されているもので、爪切りでバチンと切ってしまうと、本来の自爪の構造層とは違うところで切れてしまい、そこからひび割れなどが発生してしまいます。

特に切れ味の悪い爪切り(100均のネイルケアセットに入っている物で、よく見かけます)を使用する場合、切るのに余計な力がかかって自爪のエッジ(端)にダメージを与え、割れやすくなってしまいます。

エメリーボード

爪切り用のハサミ(ネイルシザー)で指先のカーブと同じ形を意識して滑らかにカットしたり、ちょっと伸びた自爪を短くしたいなら、爪やすり(エメリーボード)で整えていくのがオススメです。

自爪の構造層が崩れず、割れにくい強い状態を保つことができます。

ちなみに、金属製のやすりは粗く削れ過ぎて、かえって爪の先ががたつき、そこから割れてしまう可能性があるので、あまりオススメはできません。

ちょっとした食生活の改善やネイルケアのひと手間が、自爪を強くするカギ!

いかがでしたか?

ちょっとした食習慣の改善であったり、ネイルケアのちょっとしたひと手間の話でしたが、こういった地道な努力が、自爪を強くするカギなのです。

例えば、「爪切りでバチバチ切ってしまった方が時間的に早い!」、確かにそうではありますが、ちょっとだけケアに時間をかけてあげることで、割れたり欠けたりするリスクが少ない、強い自爪になるのです。

もちろん、オイルやクリームなど、ネイルケア用品を使った保湿ケアも自爪を強くするためには効果的です。

ナチュラルフィールドサプライでも、ネイルケア用品のお取り扱いが多数ございます!

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