ネイル検定にふさわしい服装について
ネイル検定には、受検者・モデルともに私服を着ていきます。
大事な試験だからこそ、服装・身だしなみで減点対象になってしまわないか、不安に思う方もいるでしょう。
そこで今回の記事では、各試験の概要に記載されていることをもとに、ネイル検定の服装はどんなものがふさわしいのか、解説していきます。
JNA・JNEC・INA(I-NAIL-A)の試験概要で服装について明記されていること
ではまず、各ネイル検定(JNA・JNEC・INA)の試験概要から、服装について明記されていることを抜き出してみましょう。
※これは2017年11月30日現在の情報です。詳細は必ず公式ページをご確認ください。
JNAの服装についての記述
- 実技試験の際の手回りのアクセサリーは時計のみとします。(モデルも同様)
- 受験生は、ネイリストとしてふさわしいネイルケアを施すこと(カラーリングは自由)。
- 服装も自覚と節度をわきまえること。
JNECの服装についての記述
- 実技試験の際の手回りのアクセサリーは時計のみとする。(モデルも同様)
- 受験生は、ネイリストとしてふさわしいネイルケアを施すこと(カラーリングは自由)。
- 服装も自覚と節度をわきまえること。
INA(I-NAIL-A)の服装についての記述
~受検者・モデル共通~
- 肘から先(指先まで)に装飾品類を着用していないこと。時計・アクセサリー類(外すことができない装飾品の類を含む)を着用していた場合は減点となります。
~受検者~
- 白衣に準じた衛生的な白無地の上着を着用すること(白衣を着用することが望ましい)。
- フリルやリボンなどの装飾が施されたものや、技術に相応しくないと思われる過度な露出のあるもの(シースルー素材やノースリーブ、腰が露出する身丈が短い上着など)、審査員が白衣に準じていないと判断した場合は減点となります。
- 頭髪は清潔感のあるスタイルを心がけ、技術に影響しないようまとめること。
~モデル~
- 試験運営や技術の妨げとならないよう、過度な露出のない、試験に相応しい衛生的な身なりを心がけること。
ネイル検定では避けておいた方がいい服装はある?
INA(I-NAIL-A)のジェルネイル検定の受検者においては、”白衣に準じた服装”と明記がありますが、その他については指定の服装の明記はありません。
ですがやはり、各試験要項にも記載があるように、自覚と節度をわきまえた、衛生的な服装であることが望ましいです。
自覚と節度をわきまえた服装が分からないから困っているのだと思いますが、試験要項に記載がない限り、「この服装で!」とは断言できないのが、正直なところです。
とにかく無難に、「ネイリストとしてお客様の前に立っても恥ずかしくないか?」を頭において、ネイル検定当日の服装を考えるようにしましょう。
ネイル検定では避けておいた方がいいとよく言われているのは、ニットなどの細かい毛が舞う素材の服装です。
そしてやはり、露出の多い服装も、避けておいた方が良さそうです。
また、アートのカンニングと見なされる可能性がゼロではないため、柄物の服装も避けておいた方がいいでしょう。無地など、できるだけシンプルで落ち着いた洋服が安心です。
受検者だけではなく、モデルにも協力をお願いしましょう。
冬場のネイル検定であれば、寒さ対策も意識しよう
冬場にネイル検定を受けられる場合、寒さの対策をするために、何か薄く羽織れるものを着ていった方が安心です。
ネイル検定の間は受検者・モデルと共にずっと座っているので、体が冷え込みやすい可能性があります。
夏場でも冷房がよく効いている場合があるので、寒がりの方は羽織を用意しておきましょう。
プロのネイリストとして清潔感のある服装を心がけよう
以上、ネイル検定の服装についてのお話でした。
自分が受けるネイル試験の要項をよく確認し、減点対象にならないような服装・身だしなみを心がけましょう。
ネイル検定を受けるときだけではなく、これからプロのネイリストとして働くなら、お客様にいやな感じをあたえない、清潔感のある服装を意識したいですね!