爪のストレスポイントを意識すれば割れにくい爪になる
“爪のストレスポイント”という言葉を聞いたことがありますか?
爪のストレスポイントを意識して、形や長さを整えることで、主に外部衝撃が原因(衣服にひっかける等)で起きる、爪のひび割れのリスクを抑えることができます。
そこで今回の記事では、「ストレスポイントってそもそもドコのこと?」という基本的な疑問から、ストレスポイントの影響を減らす爪の整え方について、お伝えしていきます。
爪のストレスポイントってドコのこと?
“爪のストレスポイント”とは、上記イラストの赤丸で囲ってある部分のことを指します。
爪の両端かつ、皮膚から離れているところが、爪の中でも特に外部衝撃の負荷を受けやすいため、ストレスポイントと呼ばれているのです。
外部衝撃が原因で、二枚爪やヒビ割れが起こる場合、このストレスポイントが起点になることが多々あります。
ストレスポイント自体は、相当な深爪にならない限り、必ず出来てしまうものです。
ですので、ストレスポイントをなくすことではなく、ストレスポイントにできるだけ負荷がかからないような形状に整えていくことの方が、重要だと言えます。
スクエアやスクエアオフに整えると、ストレスポイントに負荷がかかりにくい
“ストレスポイントからの爪割れを起こしにくくする”という観点から言うと、爪の形は先細りにし過ぎない方がいいです。
爪の先端に向かって細く細く、ファイルで削っていってしまうと、ストレスポイントに負荷がかかった時に耐え切れず、ヒビ割れが起こりやすくなるためです。
ストレスポイントに負荷がかかりにくくするためには、できるだけ爪の形を四角く整えていくことをオススメします。
スクエアやスクエアオフなどがいいですね!
「爪の形ってどんな種類があるの?」と気になる方は、下記記事を合わせてご覧ください。
⇒ 5種類の爪の形とそれぞれの整え方 | 自爪の悩み別に合う形も紹介
また、想像の範囲内だとは思いますが、長い爪よりも短い爪の方が、ストレスポイントへの負荷がかかりにくく、ヒビ割れを起こしにくいです。
ストレスポイントからうっすら割れてきた時の対処法
爪のストレスポイントからポッキリと爪が割れてしまった場合、もう割れたところに合わせて、すぐに残った爪を整えていくしか方法はありません。
でも、「今は大丈夫だけど、うっすら線が入ってきていて、このままだとポッキリいくかも!?」という状況の時もありますよね。
そんな場合は、割れた爪の補修に適したシルクラップを使ったり、割れた爪の応急処置に適したネイルグルーを使ったりして、ストレスポイントの補強をするといいです。
ただし、うっすら割れかかっている自爪は、遅かれ早かれ割れてしまう可能性が高いでしょう。
バキッと割れてしまった場合の、皮膚へのダメージを考えると、割れかかった爪は無理に長持ちさせず、短めに整え直した方がいいかもしれません。
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まとめ
以上、爪のストレスポイントに関する情報をお伝えしました。
ストレスポイントを意識した爪の形に整えることだけではなく、ネイルケアの習慣も、割れにくい自爪作りには不可欠です。
強い自爪を維持して、ジェルネイルやポリッシュを楽しみましょう!