ジェルネイルの豆知識|カラージェルに透明感を出す方法とおすすめデザイン
ぷっくりとした質感のジェルネイルはハッキリした鮮やかなカラーも映えますが、少し透明感のあるみずみずしいデザインも可愛いですよね。
特にベージュやピンクなどの柔らかな色合いのネイルは透明感がプラスされることでさらにこなれたデザインが可能になります。
この記事では、透明感のあるジェルネイルのやり方と、おすすめデザインについて紹介します。
カラージェルにクリアジェルを混ぜて透明感を出す
透明感を出す方法はカンタンで、カラージェルにクリアジェルを混ぜるだけ。
この時使うのは、「ミキシングジェル」などカラージェルやラメなどを混ぜる適したクリアジェルがおすすめです。
少しずつ混ぜて好みの色を作りましょう。
最初は多めに入れるくらいの方が違いがわかって良いかと思います。
クリアジェルを混ぜる時に気をつけること
ジェル同士を混ぜるのは基本的には問題がないことが多いですが、次のようなトラブルもあるので、長期間つけたいネイルを一発勝負で作るのは避けた方が良いかもしれません。
・紫外線による色褪せが起きる・早くなる
カラージェルによっては、紫外線で色褪せやすいものがあります。
通常は不透明で光を通しにくく、色褪せが起きにくかったカラーも、クリアジェルを混ぜることでジェル全体に光が行き渡り、色褪せる可能性があるのです。
特に夏場は注意しておいた方が良いでしょう。
・成分同士の相性が悪くて変色する
同じメーカー、同じラインナップの中で混色する場合は問題は起きにくいですが、ジェル同士の相性が悪い場合、色味が変わってしまうことがあります。
初めて混ぜるジェルが心配な場合は、一度チップなどに塗って硬化し、しばらく変化を見てみることがおすすめです。
・チップと自爪で色味が変わる(自爪の成分が影響)
チップと自爪で発色が変わることがあります。
ジェルのカラーの中には繊細なものがあり、汗や自爪の成分の影響を受けて色が変わってしまう可能性も。
チップでうまくいっても、いざ自爪にやってみると、思った発色にならないこともあるので、最初は短期間で試してみるくらいの気持ちでやってみましょう。
透明感のあるジェルネイル|おすすめのデザイン
ここではおすすめのデザインを2つ紹介します。
マットな質感のシアーネイルのデザインについてはこちらの記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。
ラメ・パウダー|ほのかなきらめきのドリーミーなネイルに
ラメを混ぜ込んだり、パウダーを重ねた時に、マットなカラーのネイルや透明ジェルとはまた異なったニュアンスを出すことができます。
<デザイン例>
中指:白にクリアジェルを多めに混ぜ、サイズ違いの透明感のあるホログラムラメを加えたもの。
さらに上に白とクリアジェルをまぜたものを塗って仕上げています。
人差し指・小指:パステル系の水色に少しのクリアジェルと細かいラメを混ぜています。
親指・薬指:ベースジェルを塗って硬化した後に透明感のあるミラーパウダーをかけ、その上から硬めのジェル(パーツフィックスジェル)で凸凹の形をつけています。
ホイル|ギラギラ感が軽減され落ち着いた大人の雰囲気に
少し色味が入った透明ジェルの中にホイルを入れることでギラギラ感が軽減され、シックな印象にできます。
<デザイン例>
親指・薬指:大人っぽいボルドーにクリアジェルを混ぜて硬化させた上に、少しクラッシュしたホイルを貼り付け、同じ濃さのジェルを乗せて硬化させています。
中指:ブラウン系のカラージェルで、親指・薬指と同じ手順でデザインします。
人差し指・小指:透明ジェルで土台を作った上にパーツフィックスジェルで波の形を作って
ノンワイプトップを塗って硬化。
その上からミラーパウダー(メタリックなタイプ)かけてトップジェルを塗って完成です。
まとめ
不透明なカラーネイルに透明感をプラスした、独特の色合い・質感は、ジェルネイルだからこそできるもの。
また、優しく繊細な雰囲気が出るので、比較的どんなファッションにも取り入れやすいです。
難しいデザインが苦手という方も、今お持ちのジェルに、透明ジェルを混ぜるだけでいつもと雰囲気が変わりますので、ぜひチャレンジしてみてください。