【ネイリスト直伝】ジェルネイルとマニキュアの違いとは?メリットデメリットもご紹介
「ジェルネイルとマニキュアの違いは何だろう?」
「自分にはジェルとマニキュアのどちらが向いているかわからない」
とお考えの方へ。
ジェルネイルもマニキュアも、同じ爪にアートを施すアイテムです。
しかしこの2つは固まるプロセスも特徴も大きく違うので、自分の好みや使い方に合ったほうを選ぶことがポイントとなります。
この記事ではジェルネイルとマニキュアの違いをはじめ、それぞれのメリットとデメリットや向いている方、注意点を解説します。
ジェルネイルとマニキュアのどちらにするか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。
ジェルネイル | マニキュア | |
固め方 | LEDライトやUVライトに当てて硬化 | 自然乾燥 |
メリット | ・長持ちする ・デザイン・アートの幅が広くデザインが豊富 | ・手軽かつ気軽にアートを楽しめる ・セルフネイルの場合少ない道具で楽しめる |
デメリット | ・道具やアイテムをたくさん揃えなければならない ・マニキュアよりも爪に負担がかかる | ・乾くまでに時間がかかる ・技術がないと綺麗に塗布することは難しい ・自然乾燥するのでやり直しがきかない |
こんな人におすすめ | ・ネイルアートを頻繁に変えたくない方 ・色々なデザインやアートを楽しみたい方 | ・1~2日程度のスポット的にネイルアートを楽しみたい方 ・職場やアルバイト先がネイルNGな人 ・アートを付けたり落としたりしたい人 |
ジェルネイルとマニキュアの違いとは?
まずはジェルネイルとマニキュアの違いについて見ていきましょう。
ジェルネイルはライトで硬化させて固める
ジェルネイルとは主に「ジェル」と呼ばれ、光硬化型ジェルのことを指します。
樹脂でできたジェルを爪に塗布して、LEDライトやUVライトに当てて硬化させることで固まるのが主な特徴です。
光硬化型なので、マニキュアのように自然乾燥では固まりません。
LEDまたはUVの専用ライトが必要で、その分ぷっくりと厚みのある仕上がりになり、マニキュアより長持ちします。
ジェルネイルはアートの種類も幅広く、ネイルサロンはもちろんセルフネイルでジェルネイルを楽しんでいる方も多いものです。
ジェルネイルは持ちが良いですがその分除去に時間がかかり、アセトンで溶かさなければなりません。
しかし最近ではテープのようにはがして除去できるピールオフタイプのジェルネイルも登場しており、「オフが面倒」「週末だけネイルを楽しみたい」という方に人気です。
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マニキュアは溶剤が揮発して固まる
マニキュアはネイルポリッシュやネイルカラーとも呼ばれるアイテムで、有機溶剤に顔料を混ぜて作られているものが一般的です。
爪に塗布するとマニキュアに含まれた溶剤が揮発し、顔料と樹脂などの成分が爪の上に残ります。
マニキュアは自然乾燥で固めるため、ジェルネイルのように専用のランプが必要ありません。
ジェルのように厚みは出ず、除去するときは除光液やアセトンを使うことでスムーズに除去できます。
マニキュアを使うとき、ぜひ一緒に使ってほしいのが「ベースコート」です。
ベースコートは色素沈着を防いだりマニキュアを長持ちさせる効果があり、マニキュアを使う際には欠かせません。
ベースコートを爪に塗布してからカラーを塗り、トップコートで仕上げる方法が基本となります。
ほとんどのマニキュアはハケタイプなので筆を別で準備する必要がなく、ジェルよりも初期費用が安いです。
しかし自然乾燥なので、完全に固まるまで24時間程度と長い時間が必要で、途中でマニキュアがヨレたりシワになったりすることもあります。
参考:マニキュアの綺麗な塗り方をご紹介!よくあるお悩みの解決法も解説
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ジェルネイル・マニキュアのメリット・デメリット
ジェルネイルのメリットとデメリット、そしてジェルネイルが向いている人について解説します。
ジェルネイルのメリット・デメリット
ジェルネイルのメリットは以下の通りです。
- 長持ちする
- デザイン・アートの幅が広くデザインが豊富
ライトで硬化するジェルネイルは強度があり、マニキュアよりも長持ちします。
下準備から正しく施術すれば一般的に3~4週間程度は持つので、マニキュアより長く楽しむことができます。
またライトに入れるまで硬化されないジェルネイルは、マニキュアよりも複雑なアート・デザインを楽しめる点もメリットです。
複数の色を重ねたりラインを引いたり、また硬化するまではやり直しが効くため、セルフネイルを楽しむ人も増えています。
ジェルネイルのデメリットは以下の通りです。
- 道具やアイテムをたくさん揃えなければならない
- マニキュアよりも爪に負担がかかる
ジェルネイルはマニキュアより工程が多く、硬化するためのライトや筆など、下準備やアートに使うアイテムをたくさん準備しなければなりません。
初心者の方向けにキットも販売されていますが、マニキュアよりも初期費用が高額になる点はデメリットです。
また方法にもよりますが、ジェルネイルは密着性を高めるために、最初に自爪に細かいキズをつけます。
オフの時はアセトンでふやかすため、これらを繰り返すうちにどうしても爪が傷みやすくなる点もデメリットです。
ジェルネイルは厚みを出すことで爪の補強になりますが、やり方が間違っていると爪を傷めてしまいます。
もともと爪が薄い方ややり方を理解しきれていないセルフネイラーさんは、向いていないかもしれません。
ジェルネイルはこんな人におすすめ
ジェルネイルは、以下のような方におすすめです。
- ネイルアートを頻繁に変えたくない方
- 色々なデザインやアートを楽しみたい方
ジェルネイルは3~4週間程度アートを楽しめますから、職場やアルバイト先がネイルOKで、ネイルアートを頻繁に変えたくない方におすすめです。
またジェルネイルならラインストーンやシールなどの装飾品も簡単に使えるので、華やかなデザインが好きな方にもジェルネイルが向いています。
マニキュアのメリット・デメリット
マニキュアのメリットは以下の通りです。
- 手軽かつ気軽にアートを楽しめる
- セルフネイルの場合少ない道具で楽しめる
マニキュアはジェルよりも工程が少なく、手軽かつ気軽にネイルアートを楽しむことができます。
ネイルアート初心者の方でもハードルが低い点がマニキュアのメリットです。
またマニキュアはハケタイプが基本なので、塗布するために別の筆を買ったり硬化ライトを買ったりする必要がありません。
場所を取らず、少ない道具でネイルアートを楽しめるのがマニキュアの魅力です。
マニキュアのデメリットは以下の通りです。
- 乾くまでに時間がかかる
- 技術がないと綺麗に塗布することは難しい
- 自然乾燥するのでやり直しがきかない
マニキュアは簡単に塗布できますが、内側まで完全に乾燥させるためには24時間程度かかると言われています。
せっかく綺麗に塗っても、家事や入浴、着替えなどの間にマニキュアがヨレたり表面が削れてしまったりすると、綺麗に仕上がりません。
また液の量やハケの動かし方などは練習が必要で、コツを掴むまでは難しいと感じるでしょう。
ジェルと違って自然乾燥するマニキュアは塗布中にどんどん乾いてしまうので、簡単にやり直せません。
マニキュアはこんな人におすすめ
マニキュアは「週末だけ」など1~2日程度のスポット的にネイルアートを楽しみたい方におすすめです。
爪の先が欠けやすかったりはがれやすかったりするマニキュアは、長期装着よりも3日程度の短期装着が前提です。
職場やアルバイト先がネイルNGだったり、アートを付けたり落としたりしたい人にはマニキュアが向いています。
ジェルネイルとマニキュアは併用できるの?
ジェルネイルもマニキュアもネイルアートを楽しむためのものです。
両方持っている人は、1度は「併用できるのかな?」と考えたことがあるのではないでしょうか。
結論から言うと、ジェルネイルとマニキュアは絶対併用できないわけではありません。
しかし初心者さんは併用しない方が無難です。
唯一おすすめできる併用方法とNGな併用方法もあるので、詳しく解説します。
初心者さんは併用しない方が無難
UVやLEDライトで硬化するジェルネイルと自然乾燥で固めるマニキュア、この2つは全く性質が違うものなので、基本的に併用しない方が無難です。
特にジェルやマニキュアの性質や取り扱いに不慣れな初心者の方は、なるべく併用を避けておきましょう。
【OK】ベースにマニキュアを使うと自爪が傷みにくくなる
ジェルネイルとマニキュアの併用で推奨できるのは、ベースにマニキュアを使う方法です。
ポリッシュは自爪が傷みにくく、オフする時もアセトンでふやかすと溶けてくれます。
ナチュラルフィールドサプライのジェルネイルシステムでは、ベースをマニキュアを塗り、その上にジェルを乗せる…という考え方を1つの方法として提案しています。
ジェルはオフが大変だったり自爪が傷んだりするので、先にポリッシュを塗布しておくことで、ポリッシュが溶けてジェルを浮きやすくできるのです。
【NG】ジェルネイルとマニキュアの併用で避けたい使い方
ジェルネイルとマニキュアの併用で、特に避けてほしい使い方を2つご紹介します。
①ジェルの上にマニキュアはプロでもあまりしない
ジェルネイルで爪の形を作った後にマニキュアで絵を描く……など、ジェルの上にマニキュアを乗せる手法はプロでもあまりしません。
絵を描きたい場合は、マニキュアやジェルネイルではなく、アクリル絵の具を使うのが一般的です。
マニキュアで描けないことはありませんが、ジェルネイルと違い自然乾燥してしまうので途中で乾いてしまい、綺麗に仕上げるのが難しいのです。
②マニキュアをジェルで挟む方法はメリットがない
自爪にベースコートのようにジェルを乗せて、マニキュアを塗布してジェルで仕上げる…というように、ジェル・マニキュア・ジェルと塗り重ねる方法は綺麗に仕上がりません。
固まったマニキュアの上にジェルを乗せて硬化した時、すでに固まっているマニキュアもジェルに引っ張られて収縮する恐れがあります。
綺麗に仕上がりませんし、爪へのダメージも考えると決しておすすめできません。
上記のやり方はジェルネイル・マニキュア両方の長所を出すことがなく、デメリットばかりが出てくるので絶対に避けてください。
まとめ
ジェルネイルとマニキュアについて、その違いやそれぞれのメリットとデメリット、併用についての注意点を解説しました。
この記事をまとめます。
- ジェルネイルはライトで硬化させ、マニキュアは自然乾燥で固めるものである
- ネイルを頻繁に変えたくない人はジェルネイル、数日ネイルを楽しみたい人はマニキュアがおすすめ
- ジェルとマニキュアの併用はおすすめしないが、ベースにマニキュアを塗布するとオフしやすい
今回ご紹介したように、ジェルネイルとマニキュアは同じネイルアートに使うものですが性質が全く違います。
それぞれのメリット・デメリットを知ったうえで、自分のニーズに合わせて正しく選べるようにしてくださいね。
ナチュラルフィールドサプライでは、ジェルネイルやマニキュアをはじめネイルケアアイテムを多数取り扱っています。
興味がある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。