出張ネイルを始める時に知っておきたい5つのポイント
サロンを持たなくても出先でネイル施術を行える出張ネイルサロン。
「こんな時代にサロンを持つのはリスクが高いけれど、せっかくの技術を生かしたい」という方におすすめの方法です。
この記事では出張ネイルサロンについての基本情報と始めるときに役立つ情報をまとめました。
出張ネイルサロンの実態
その名の通り、固定サロンなどを持たず、お客様のご自宅や、集合サロン、イベント出店などに赴いてネイルを行います。
お客様が機材をお持ちでないことの多いジェルネイルを施術される方が多いですが、出先の状況やお客様のご要望に応じて、ポリッシュでの施術やハンドケアを行うケースもあるようです。
いずれにしても、出張先の環境や時間に左右されますので、施術環境の再現や、時短メニューについての研究は必要かも知れません。
出張ネイルを始めるときに知っておきたい5つのポイント
ここでは出張ネイル経験者から聞いた、始めるにあたって知っておきたい5つのポイントをまとめました。
荷物を軽くコンパクトにする
出張先でジェルネイルを行う場合、大きなネックとなるのが荷物の多さです。
ジェルを固めるライトのほか、ジェル、拭き取り用の溶剤など重量のある液体をたくさん持ち歩く必要がでてきます。
ジェルや液体は小分け容器に移し替えるなどして量を減らし、道具も使い慣れた最低限のものをピックアップするようにしましょう。
ナチュラルフィールドサプライでは持ち運びに便利な小さなサイズの溶剤を多数販売しております。
その他、小分け容器も取り扱っておりますのでぜひご利用ください。
施術環境の整備が必要
お客様のご自宅やイベントスペースで施術を行う場合、テーブルや椅子の高さが合わなかったり、作業スペースが確保できないなどの困りごとが起こる可能性もあります。
和室の場合、長時間同じ姿勢で施術をすると足が疲れてしまうことも多いようです。
あらかじめ環境をお聞きしておき、椅子の高さを調節する座布団を用意するなどの工夫を行いましょう。
集客をしっかり行う
最初は、家族や友達などを中心にネイルを行うという方が多いようですが、出張ネイリストとして仕事をどんどん増やしたいという場合は、SNSなどで発信していくことが非常に重要です。
また、出張ネイルの登録サイトなどもあるので、趣旨が合えば積極的に登録してアピールしていくのも良いでしょう。
ジェルネイルにこだわらない
出張先の環境や、お客様の状況に応じて、ジェル以外にポリッシュやハンドケアの提案も行っていくこともおすすめです。
例えば電源が確保できないイベントではポリッシュを、手荒れに悩まれているお客様などの場合はハンドケアを提案するというイメージです。
ナチュラルフィールドサプライではハンドケア用品もお取り扱いがございます。
イレギュラーへの対応も臨機応変に
出先では想定外のハプニングに見舞われることもあります。
どんな事態がおきても冷静に、臨機応変に対応できるように、事前準備をしっかりと行い、どんなことが起きても動じないように心づもりをしておくことは大切でしょう。
出張ネイルにあると便利なお役立ちアイテム
ここでは出張ネイルを行う際に、あると便利なものを2つ紹介します。
スタンドライト
出張先の作業環境を整えるにあたり、椅子や机などの作業スペース以外にも「明るさ」が大きなポイントとなります。
家庭によって室内の明るさや照明の種類が異なり、暖色系の照明しかない部屋で夜に施術する場合などは、ほどんど本来の色がわからない状態になります。
また、部屋が十分に明るくても、座席が光源に背を向ける位置にあると、自分の影になって手元が暗くなってしまうこともあります。
そういった場合に便利なのがスタンドライトです。小型のものを1つ常備しておくと良いでしょう。
車
いくら荷物をコンパクトにしても、どうしてもかさばる・重みに耐えられないというケースもありますよね。
徒歩だと行き帰りでかなりの労力がかかりますし、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合も周囲に迷惑がかからないか心配ですよね。
そういった場合はやはり車があると便利です。
「ネイルのためだけに車は…」と思われる方も多いかも知れませんが、仕事として軌道に乗ってきたタイミングや、家庭的な事情で車を購入しようか迷っている時は、かなり役に立つものですので投資と思って購入してみるのも良いかも知れません。
行動範囲が広がり、遠方のお客様への対応が可能になるメリットも期待できるでしょう。
◆まとめ
サロンという場所にこだわらず、お客様の都合に合わせた場所で施術が可能な出張ネイル。
ネイルを行うための環境が整ったサロンとは異なり、どんな状況にも臨機応変に対応していかなければいけないという厳しさがある反面、やはり手軽に始められるというメリットは大きいです。
新型コロナウイルスなどの影響で通常のサロン業務が困難になったネイリストさんやサロンオーナーさんもぜひ検討してみてください。