【ジェル】フレンチネイルは難しくない!基本のやり方と時短グッズを解説します
「フレンチネイルのやり方を知りたい!」
「フレンチネイルに挑戦したけれど、想像以上に難しい」
とお考えの方へ。
フレンチネイルは数あるジェルネイルの中でも定番かつ王道のデザインで、指を長く見せてくれる上品なデザインです。
しかしいざセルフでフレンチラインを描こうとすると、難しさや繊細さに驚く人も多いものです。
あの滑らかなアーチが描けなかったりラインがガタついたりして、想定の何倍も時間がかかってしまうケースもあります。
そこでこの記事では、フレンチネイルについて基本のやり方と初心者さんも失敗しない簡単なやり方をご紹介します。
上手く仕上げるポイントもご紹介するので、「フレンチネイルをセルフで楽しみたい」とお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。
【基本編】フレンチネイルのやり方
まずはフレンチネイルの基本のやり方について、準備物からご紹介します。
準備するもの
ここでは、
- プレパレーション
- ベースの塗布
- フレンチライン
- 仕上げ
の4段階に分けて、必要なものをそれぞれご紹介します。
①プレパレーションに必要なもの
- 消毒用エタノール
- コットン
- エメリーボード
- キューティクルプッシャー
- バッファー
- ダストブラシ
- プライマー
②ベースジェルの塗布に必要なもの
- ベースジェル
- 筆
- LEDライト
③フレンチラインを描くために必要なもの
- ホワイトのカラージェル(フレンチラインをホワイトにする場合)
- フレンチ筆(先が斜めにカットされている)
- 繊細なアートに使える細い筆(ミニオーバルなど)
- ダッペンディッシュ(筆を洗うためのお皿)
④仕上げで必要なもの
- トップジェル
1.ジェルネイルの下準備(プレパレーション)をする
まずはジェルネイルの下準備(プレパレーション)として、以下を行います。
- 手指消毒
- 爪の形を整える
- 甘皮(キューティクル)の処理
- サンディング
- プライマーの塗布
フレンチネイルの場合も、プレパレーションは通常と同じやり方です。
また甘皮処理については、足りないアイテムがあっても家にある物で代用できます。
甘皮処理や代用については、ネイル初心者さん必見!プロの甘皮処理の頻度や方法・注意点もご紹介 で詳しくご紹介しているのでぜひご参照ください。
2.ベースのクリアジェルを塗布する
ジェルネイルの下準備が終わったら、ベースのジェルを塗布します。
ブラシにジェルを取り、爪全体に塗布してライトで規定時間通り硬化しましょう。
ナチュラルフィールドサプライの「Melty Gel(メルティジェル)ベースジェル」は適度な粘度があり、はみ出しにくく塗布しやすいベースジェルです。
→「Melty Gel(メルティジェル)ベースジェル」を見てみる
ベースカラーを塗布する
フレンチネイルのベースとなるカラージェルを塗布します。
クリアを塗布するデザインが多いですが、ベージュやほかのカラージェルでももちろんOKです。
この記事の最後でナチュラルフィールドサプライでおすすめのフレンチネイルデザインもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
3.フレンチラインを描く
ジェルネイルのプレパレーション・ベース・カラージェルの塗布が終わったら、いよいよフレンチラインを描いていきます。
ここではフレンチネイルの基本のやり方として、ホワイトを使ってご説明します。
アーチ状のフレンチラインを描くためには、フレンチ筆と呼ばれる先が斜めにカットされた専用のブラシにジェルを少量取り、アーチを描くように筆を動かして塗布します。
ナチュラルフィールドサプライでは、日本製の「Compe.French」(コンペ.フレンチ)というネイル検定にも対応しているフレンチ筆を販売しています。
→ ナチュラルフィールドサプライの「Compe.French」を見てみる
また、ホワイトのジェルはアートに特化した硬めのテクスチャを選ぶこともポイントです。
ナチュラルフィールドサプライではフレンチネイルに最適な「Melty Gel(メルティジェル) カラージェルEX フレンチホワイト」や、より硬めで発色や滲みにくさに特化した「Melty Gel(メルティジェル) カラージェルEX フレンチホワイトハード」を販売しております。
フレンチ筆でフレンチラインを描いたら、細かい筆で足りない部分にジェルを足すなどしてラインを整えます。
ナチュラルフィールドサプライの「Compe.Mini Oval」は国産ナイロンを使用した日本製のジェルブラシで、ラインの細かな修正が得意です。
そしてガタついたりはみ出たりしたホワイトジェルは、バックワイプという手法で拭うことでラインを整えます。
バックワイプは、筆に「ジェルブラシクリーナー」を適量付けてフレンチラインを整えるやり方です。
ブラシクリーナーは「ダッペンディッシュ」などに入れて筆先を沈めてなじませ、ジェルを綺麗に落とします。
筆に含まれたブラシクリーナーは、ペーパーなどで拭き取ってください。
余分なジェルが付いたままだと、バックワイプでラインをぬぐっても、ぼやけてしまうので要注意です。
さらにフレンチラインをシャープに仕上げたい時は、ひと手間かかりますが、両端に極細の筆でホワイトを足します。
ナチュラルフィールドサプライの「Compe.Long Liner」は毛丈が長く、微調整に最適です。
上記のようにフレンチラインを整えたら、2度塗りをしてライトで硬化します。
4.トップジェルを塗布して硬化する
フレンチラインを硬化したら、最後にトップジェルを塗布・硬化してフレンチネイルの完成です。
ここでご紹介したフレンチネイルのやり方は、ネイルサロンなどでも使われる基本のやり方で、初心者の方には難しいかもしれません。
初心者さん向けの簡単なフレンチラインの描き方を次でご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【初心者さん向け】簡単・時短でできるテープを使ったフレンチネイルのやり方
「フレンチネイルは難しい!」「簡単なやり方を知りたい!」という方は、フレンチテープを使うやり方がおすすめです。
ナチュラルフィールドサプライで販売している「フレンチテープ」は低粘着特殊プラスチック紙のガイドテープで、爪に貼ってジェルを塗布するだけで簡単に綺麗なフレンチラインを作ることができます。
カーブの形が3種類あり、親指に緩いカーブ、小指に鋭いカーブのテープを使うことでそれぞれの指に合った美しいフレンチラインが作れるテープです。
フレンチテープの商品ページ下にある動画では、トレンドのミラーネイルをフレンチにするやり方もご紹介しています。
未硬化ジェルにフレンチテープを貼るだけで、ミラーにしたり好きな色のフレンチにしたりしてアートを楽しんでいただけます。
使い方のコツとしては、爪にテープをしっかりフィットさせることです。
隙間があるとミラーパウダーやカラージェルが浸透してしまい、剥がした時にガタついてしまいます。
ガタつきが気になるときはやり直すのも1つの方法ですが、ストーンを乗せたりラメラインを引いたりする方法もあるので、ぜひお試しください。
サロンワークをしているプロの方や、中級者~上級者のセルフネイラーさんなら、基本のフレンチネイルのやり方で良いでしょう。
しかし想像以上に繊細なフレンチラインは、初心者さんにとって難易度が高めです。
初心者さんは、ぜひフレンチテープのような時短アイテムを使って、簡単にフレンチネイルを楽しんでください。
初心者さんがフレンチネイルで失敗しやすいポイントと対策
初心者さんがセルフでフレンチネイルでやりがちな以下の失敗について、ポイントと対策を解説します。
- ラインがガタついてしまう
- 爪のサイドにはみ出てしまう
- フレンチのラインや爪の形が揃わない
- フレンチネイルなのに仕上がりが派手・ごちゃごちゃする
ラインがガタついてしまう
フレンチラインがガタついてしまう場合、フレンチやアート用の硬いジェルネイルを使うのがおすすめです。
ネイルアートに慣れていないと、ラインを描く手が震えてガタつきやすくなります。
さらに一般的なカラージェルでフレンチラインを描くと、その緩さから色がにじんでもっとガタつきやすくなってしまうのです。
また緩いジェルは発色が控えめで、色が綺麗に乗りません。
2度塗りしても発色に満足できない場合も、硬めのジェルに変えることをおすすめします。
フレンチラインが綺麗にならなければ、前述したバックワイプでラインを整えたり、ストーンやラメで境目を埋めたりするとより美しく仕上がります。
またフレンチテープを使う場合は、爪とテープに隙間ができないようにしっかり密着させてください。
爪のサイドにはみ出てしまう
フレンチラインの両端が指のサイドの皮膚にはみ出てしまったら、ウッドスティックなどでしっかり取っておきましょう。
ジェルのはみだしを放置すると、仕上がりが悪いだけでなく持ちも悪くなり、すぐにはがれてしまいます。
フレンチラインは爪の端もきちんと引けていることが美しく仕上げるポイントです。
皮膚につきやすいので、ラインを描く時は違う指でしっかりスキンダウンして塗布するようにしてください。
フレンチのラインや爪の形が揃わない
フレンチラインがせっかく綺麗に描けても、他の指との角度や幅が揃っていなければ全体的にアンバランスになってしまいます。
それぞれのラインをこまめに確認しながら、太さやアーチを揃えていきましょう。
チェックする方法として、手をグーにした時と指を伸ばした時の両方でラインをチェックするのがおすすめです。
見方を変えることで、形がチェックしやすくなります。
これは爪の形を整える時にも言えることなので、ぜひ試してみてください。
フレンチネイルなのに仕上がりが派手・ごちゃごちゃする
フレンチネイルのラインは、太目よりも細いスキニーフレンチがトレンドです。
太いフレンチラインに派手な色を使うと、予想以上に派手な仕上がりになったりごちゃごちゃした印象になったりします。
フレンチネイルは大人っぽい上品なデザインが魅力です。
スキニーフレンチであれば、先端の色を全色変えたり派手な色を使ったりしても、いやらしくなりません。
オフィスネイルや派手なデザインにできない方は、ぜひスキニーフレンチで試してみてください。
フレンチネイルを長持ちさせるポイント
フレンチネイルは繊細な見た目ですが、ジェルネイルで仕上げれば、他のデザインと同じく3週間~1か月は持ちます。
しっかりプレパレーションで爪をジェルを密着させ、ジェルを厚く盛りすぎないように気を付けましょう。
ただフレンチネイルの先端にミラーネイルを施した場合、パウダーを使うので欠けたり外れたりしやすくなります。
爪の切り口(エッジ)部分までジェルでカバーして、ミラー部分を保護してあげましょう。
しかしジェルを乗せすぎて爪の裏まで回り込むと違和感があり、爪でこすることで欠けてしまう恐れがあります。
エッジの処理については、ジェルネイルが長持ち!エッジのジェルの塗り方 で解説していますので、ぜひご参照ください。
ナチュラルフィールドサプライのおすすめフレンチネイルデザイン2選
最後に、ナチュラルフィールドサプライでおすすめのフレンチネイルを2選ご紹介します。
ぜひセルフネイルの参考にしてください。
1.ホワイト×ベージュの王道フレンチネイル
ベースにベージュを使った王道の白フレンチネイルです。
上品かつ大人っぽいデザインで、オフィスにも向いています。
こちらのフレンチラインは、細いアート用の筆で描きました。
2.お正月におすすめ!赤のスキニーフレンチネイル
赤を使って華やかなフレンチネイルに仕上げました。
スキニーフレンチとして細いラインにしているので、赤でも派手になりません。
細い筆だけで描けるので、初心者さんにもおすすめです。
スキニーフレンチは、爪の形を整えることがポイントです。
爪の形さえ綺麗にしておけば、それに沿ってラインを入れるだけでできるので比較的簡単に仕上がります。
ラインが太くなると爪の先端の形との兼ね合いで難易度が上がるので、初心者さんにはおすすめしません。
まとめ
フレンチネイルのやり方について、基本と時短それぞれをご紹介しました。
この記事をまとめます。
- フレンチネイルはフレンチ筆やバックワイプでラインを整えていく
- フレンチラインを描くのが難しい時は、フレンチテープがおすすめ
- フレンチネイルはスキニーラインにすることで、簡単かつ上品に仕上がる
フレンチネイルは流行り廃りがない王道デザインなので、「やってみたいな」と思う方も多くいらっしゃいます。
今回の記事を参考に、ぜひ挑戦してみてください。
ナチュラルフィールドサプライでは、セルフネイルやネイル検定のアイテムを多く販売しています。
新しいアートに挑戦したい方は、ぜひチェックしてみてください。