ヒョウ柄ネイルのやり方は簡単!2つの方法とおすすめの配色をネイリストが解説
「秋冬はヒョウ柄ネイルをやりたい!」
「ヒョウ柄ネイルの簡単なやり方を知りたい」
とお考えの方へ。
秋冬になると、ヒョウ柄ネイルのデザインをやりたくなるものです。
レオパードネイルともいわれるヒョウ柄ネイルのやり方は簡単で、初心者の方も挑戦しやすいデザインです。
この記事ではセルフネイラーさんに向けて、ヒョウ柄ジェルネイルのやり方を2つご紹介します。
ポリッシュでアートすることもできるので、ポリッシュ派の方もぜひ参考にしてください。
ヒョウ柄ネイルのやり方は主に2種類ある
ヒョウ柄ネイルのやり方は、主に以下の2種類の方法があります。
- 柄の真ん中に色を塗る方法
- 柄の真ん中は塗らずにふちどりだけする方法
ヒョウ柄ネイルは複雑に見えるかもしれませんがそのようなことはなく、実は爪の先端だけに色を乗せるフレンチネイルよりも簡単です。
ヒョウ柄は均等に配置する必要がなく、むしろランダムになるほど綺麗に仕上がります。
それぞれのやり方について、順番に解説します。
①柄の真ん中に色を塗る方法
ヒョウ柄の真ん中に色を塗るやり方は、以下の手順で進めます。
- ベースを塗布する
- ヒョウ柄の真ん中部分にカラージェルを円形に置いて硬化する
- 1つ前に置いたカラージェルの円形の外側を、別の色のカラージェルでふちどり硬化する
- トップジェルを塗布して硬化して完成
1のベースジェル、4のトップジェルはどのヒョウ柄ネイルのやり方でも共通です。
アートを施したら、トップジェルを乗せておきましょう。
2のヒョウ柄の真ん中部分の色味は、薄い色の方がおすすめです。
後で塗るふちの色と差が出ることでコントラストがしっかり生まれ、綺麗なデザインに仕上がります。
ヒョウ柄の真ん中部分とふちどり部分の色のコントラストが弱いほど、大きな丸を描いただけのような仕上がりになり、失敗しやすいので注意してください。
ヒョウ柄では、配置と形がランダムであることがとても重要です。
なるべく不規則になるように配置を考えて、縦方向・横方向に丸が並ばないように気を付けましょう。
また細かいヒョウ柄はごちゃごちゃして見えるので、密集させないこともポイントです。
ヒョウ柄の真ん中部分も揃えないことが重要です。
本物のヒョウ柄と同じように、真ん中の丸い部分も大小不規則に描いて、同じサイズにしないように気を付けましょう。
ヒョウ柄の真ん中を塗るときは、細かいアートに適したミニオーバルの筆がおすすめです。
ナチュラルフィールドサプライの「Compe.Mini Oval」は国産ナイロンを使用した日本製のアートブラシで、ヒョウ柄やラインの細かい修正に向いています。
ヒョウ柄のふちどり部分は、細いラインを描けるアート筆がおすすめです。
ナチュラルフィールドサプライの「Compe.Liner」はミニオーバル対応の「Compe.Mini Oval」より細いラインが描ける筆で、ヒョウ柄のふちどりに向いています。
アート筆でヒョウ柄のふちどりを描いたら、円を描いていない余白部分にも柄を少し入れましょう。
ふちどりで使ったカラージェルと同じ色でOKです。
②柄の真ん中は塗らずにふちどりだけする方法
ヒョウ柄の真ん中は塗らず、ふちどりだけで描く方法は以下の通りです。
真ん中部分を描かない分手順が1つ減るので、時短したい方や初心者の方にもおすすめです。
- ベースを塗布する
- ヒョウ柄のふちどり部分のみ、カラージェルで描く
- トップジェルを塗布して硬化して完成
まずはベースジェルを塗布します。
そして真ん中が円になるよう意識しながら、ヒョウ柄のふちどり部分を描きましょう。
ヒョウ柄の真ん中部分を描かない場合、ふちどりとベースとなるジェルの2色になります。
ふちどり部分の色味は、ベースで使った色と差が出る配色にするときれいなデザインになるのでおすすめです。
真ん中を描くヒョウ柄ネイルのやり方と同じく、配置と形はランダムであることが重要です。
縦や横に均等に並んでしまうと、花柄やドット柄に見えてしまいきれいなヒョウ柄にならないので気を付けてください。
真ん中部分のないヒョウ柄ネイルを描く時は、内側に残る丸の形もまん丸以外に楕円にするなど、あえて揃えないことがポイントです。
ふちどり部分を描いたら、同じ筆で余白部分にも柄を入れることでよりヒョウ柄が美しくなります。
上記2つがヒョウ柄ネイルの基本的なやり方です。
ヒョウ柄ネイルを綺麗に仕上げるポイントは次で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
ヒョウ柄ネイルを綺麗に仕上げるポイント
ヒョウ柄ネイルを綺麗に仕上げるためには、以下の3つがポイントです。
- 配色はコントラストを重視する
- 配置と形はランダムにする
- 爪5本すべてヒョウ柄は避ける
それぞれについて、順番に解説します。
①配色はコントラストを重視する
ヒョウ柄を綺麗に仕上げるためには、ベースとヒョウ柄のふちどりの配色がポイントです。
上品なデザインやオフィスネイルが好きな方は淡い色を好む方も多いものですが、ヒョウ柄ネイルをするときは濃い色を取り入れるようにしてください。
秋冬は暖色ネイルが人気ですが、夏ならブルーなどの寒色系もおすすめです。
ヒョウ柄は真ん中の円に色を塗る場合はベース・ヒョウ柄の真ん中部分・ふちどり部分の3色が基本となります。
ヒョウ柄の真ん中部分に色を塗らない場合は2色となり、それぞれの色でコントラストが出るよう配色しましょう。
基本的なヒョウ柄ネイルは外側が濃い色、ベースや内側が淡い色という配色ですが、コントラストさえ意識すれば、好みやテイストに応じてアレンジしてOKです。
コントラストが低いと、ヒョウ柄に見えにくくなることがあるのでその点だけ注意しましょう。
ヒョウ柄はミラーネイルでやることもできます。
ふちどり部分をミラーにするとヒョウ柄が目立ちやすくなり、一気にトレンド感を押さえたヒョウ柄ネイルになるのでおすすめです。
ミラーネイルについては、ミラーネイルのやり方は簡単!長持ちさせるコツとおすすめデザインもご紹介 でやり方を解説しておりますので、興味がある方はぜひご参照ください。
後ほどナチュラルフィールドサプライのジェルカラーでおすすめの配色をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
②配置と形はランダムにする
ヒョウ柄ネイルでとても大事なポイントは、1つ1つの柄の形や配置をランダムにすることです。
ヒョウ柄ネイルは文字通り動物のヒョウがモチーフとなっており、本来不規則な模様が特徴です。
規則的に並べたりふちを囲んだりしてしまうと、ヒョウ柄の特徴がなくなり、ヒョウ柄に見えません。
ふちを囲む時は細い筆を使い、筆先を少しだけあてて描くようにしましょう。
ベタっと筆圧を加えて描くものではなく、筆の跡を気にする必要もありません。
ふちどりを描くときはひらがなの「こ」や「い」を書くように、適度に隙間を空けながら描くこともポイントです。
③爪5本すべてヒョウ柄は避ける
ヒョウ柄ネイルは主張が強めのデザインなので、爪5本すべてにアートすることはおすすめしません。
全部の爪にぎゅうぎゅうにヒョウ柄を施してしまうと、気持ち悪い印象になりがちです。
ヒョウ柄ネイルを取り入れる時は、片手に2~3本の爪が目安です。
それ以外は無地にしたり、ヒョウ柄が際立つような落ち着いたデザインにしたりすると全体のバランスが整います。
初心者さんがヒョウ柄ネイルで失敗しやすいポイントと対策
初心者のセルフネイラーさんがヒョウ柄ネイルで失敗しやすいポイントや対策として、以下の3つが挙げられます。
- ぎゅうぎゅう詰めのデザインは見栄えが良くない
- ヒョウ柄の中心と外側で同系色は避ける
- 形は好みでOK
それぞれについて、順番に解説します。
①ぎゅうぎゅう詰めのデザインは見栄えが良くない
ヒョウ柄ネイルが上手く描けると嬉しいものです。しかしヒョウ柄をぎゅうぎゅう詰めにすると、仕上がりが美しくありません。
ヒョウ柄ネイルを描くときは、「少し寂しいかな?」と思うほどスカスカに隙間を空けてOKです。
少し寂しいくらいで柄を入れ、隙間にドットをランダムに配置するとバランスが良くなります。
②ヒョウ柄の中心と外側で同系色は避ける
ヒョウ柄デザインは、カラージェルのコントラストもポイントです。
ヒョウ柄の真ん中にも色を入れる場合は、その真ん中部分とふちどりの色を同系色にするのは避けましょう。
ヒョウ柄の真ん中に色を入れない場合は、ベースとヒョウ柄のふちどりの色でコントラストが生まれるように選べばOKです。
③爪の形は好みでOK
ヒョウ柄ネイルをする時は、爪の形はお好きなタイプでOKです。
ラウンドなら可愛らしい雰囲気の爪になりますし、オーバルならヒョウ柄と合わせることでより女性らしさを強調できます。
爪の形については、5種類の爪の形とそれぞれの整え方|自爪の悩み別に合う形も紹介 で解説しておりますのでぜひご参照ください。
ナチュラルフィールドサプライのおすすめヒョウ柄デザイン2選
赤やゴールドを使い華やかで女性らしいヒョウ柄ネイル
ナチュラルフィールドサプライの「MELTY GEL」を使ったヒョウ柄ネイルのデザインです。
ヒョウ柄部分はブラウンとベージュの王道の配色にして、他の爪は赤とゴールドを使い華やかにしました。
シンプルなファッションのポイントにもなるような、ヒョウ柄の良さを活かしたデザインです。
淡いピンクベージュを使った優しいヒョウ柄ネイル
白やベージュピンクをベースからに使った、優しい印象のヒョウ柄ネイルです。
強い印象が苦手な方やオフィスネイルにも使える、上品な配色にしました。
ふんわりとした印象にしたいなら、上記の写真のようにヒョウ柄部分は落ち着いたブラウンがおすすめです。
ヒョウ柄のふちどり部分は濃い色がおすすめですが、他の色を抑えた色味にすることで、落ち着いたブラウンでもヒョウ柄が際立ちます。
ナチュラルフィールドサプライおすすめ!テイスト別ヒョウ柄の配色
最後に、ナチュラルフィールドサプライのジェルでヒョウ柄ネイルにおすすめの配色をご紹介します。
色選びに悩んでいる方は、ぜひ参考になさってください。
濃淡の上品ピンクでオフィスでも使えるヒョウ柄配色
ピンク系や可愛らしい雰囲気のネイルが好きなら、ヒョウ柄を濃淡のピンクで描くのがおすすめです。
ナチュラルフィールドサプライの「Melty Gel カラージェル Cloudy Pink(クラウディ―ピンク)」でベースやヒョウ柄の真ん中部分を塗り、ふちどりを「Melty Gel カラージェル Fig Red(フィグレッド)」にすると、ピンクでまとめた可愛いヒョウ柄ネイルになります。
もう少し華やかにしたいなら、真ん中に「Melty Gel(メルティジェル) プレミアムカラージェル Goldmine(ゴールドマイン)」などのゴールドのラメを入れても可愛いです。
ふちどりは、ヒョウ柄ネイルの王道である濃いめブラウンの「Melty Gel カラージェル Sepia Brown (セピアブラウン)」がおすすめです。
ベースカラーの色はヒョウ柄部分よりも薄い色を使うことでヒョウ柄が浮き立ち、より完成度が高まります。
ピンク×ブラウンが秋らしいヒョウ柄配色
王道のヒョウ柄ネイルなら、ベージュピンク×濃いめブラウンの配色がおすすめです。
ナチュラルフィールドサプライの「Melty Gel カラージェル Smoky Beige (スモーキーベージュ)」をヒョウ柄の真ん中の丸い部分またはベースに使い、ふちどりは「Melty Gel カラージェル Sepia Brown (セピアブラウン)」を使ってみてください。
ふちどり部分は黒よりもコントラストを抑えたブラウンを使うことで、よりリアルかつ優しい雰囲気のヒョウ柄ネイルに仕上がります。
まとめ
ヒョウ柄ネイルのやり方について、2つの方法と綺麗に仕上げるポイントを解説しました。
この記事をまとめます。
- ヒョウ柄ネイルには、真ん中にも色を乗せる方法とふちどりだけの2つの方法がある
- ヒョウ柄ネイルを綺麗に仕上げるためには、配置を詰めすぎないこと、ランダムに描くことがポイント
- ヒョウ柄ネイルはコントラストを意識して配色する
秋冬に人気のヒョウ柄ネイルは意外と簡単で、初心者の方にもおすすめです。
「アート筆を使ってみたい」「秋冬に向けて新しいジェルを探している」という方は、ぜひナチュラルフィールドサプライのアイテムをチェックしてみてください。