ジェルネイルの豆知識|マットコートの上手な使い方【デザイン例あり】
すりガラスのような質感を出すマットコートは、ジェル・ポリッシュともによく見かけるようになりました。
といっても、「どんな風に使ったら失敗しないかな?」「くすんだ印象になって思うようにいかない」など、お悩みも少なくない様子。
今回は、ジェルネイルのマットコートについて使用方法やオススメの利用場面をデザイン例を含めて紹介していきます。
マットコートはトップジェルと同じ使い方
マットコートはトップジェルと同じで、最後に塗って硬化します。
硬化時間は商品ごとに決まっていますが、だいたい通常のトップジェルと同じくらいです。
拭き取り不要のマットコートの場合、塗る前はツヤツヤですが、硬化後はマットな質感になり固まったことがわかりやすいです。
しかし、拭き取りが必要なタイプは、硬化後も表面には艶があり、拭き取ることでマットな質感になるため、見た目だけで硬化できているか分かりにくいので要注意。しっかり決められた硬化時間を守るようにしましょう。
事前にどちらのタイプか確認しておきましょう。
マットコートは落ち着きのあるデザインや優しい雰囲気のデザインに最適
光の反射がないので模様がはっきり見える
マットコートを使うと光が反射しないので、表面に描いた模様がどの角度からも綺麗に見えます。
特に、全体に同じくらいの明度のくすんだ色を使う場合や、白を多く使うデザインが綺麗に浮き上がるのでおすすめです。
写真のような細かい花柄もキレイに浮かび上がります。
こちらのデザインは、マットな薄いピンク上に、ツヤのあるジェルで白い模様を入れています。
派手なデザインもシックな印象に変えられる
マットコートは表面がツヤツヤしていない分、多少派手なデザインでも落ち着いた印象に見えるのもいいですね。
下の写真のように1本だけマットにするなど、加減してみるのもおすすめです。
左から1番目と4番目はマットコートを塗っているので、ギラギラとしたかっこいい印象に柔らかさが加わり、バランスのとれたデザインになっています。
ラメやシェルフレークは主張しすぎず深みのあるデザインに
マットコートを使うことでラメやシェルフレークのほか混色によるマーブル模様に深みを出すこともでき、これは、ジェルならではの楽しみ方と言えるでしょう。
マットならラメもギラギラにならずに、ほのかな輝きをだせるので、ぜひ試してみてください。
こちらの例は、細かいラメと大きいラメを混ぜることで、デザインにより深みを出しています。
クールなデザインだけでなく優しい風合いも出せる
「落ち着き」「クール」などの言葉が似合うマット仕上げですが、優しく柔らかな印象にもぴったりです。
写真は、お菓子をイメージしたネイル。
ツヤツヤな質感だとお菓子っぽさが出ないところに、マットな質感をうまく取り入れた一例です。
マットコートを塗るときの注意点
マットコートを塗るときの注意点を2つ紹介します。
ツヤがなくなることで色味が変わる
写真のように、マットコートを塗ることでツヤが無くなって色味が変わります。
変化の仕方は種類によって様々ですので、色味にこだわりがある場合は、一度自爪以外のネイルチップなどで色味の変化を見ておくのがおすすめです。
分厚く塗るものではないので塗りムラはできにくいですが、濃い色に重ねる場合、爪の先や周囲など液がたまりやすい部分が白く粉っぽくなることがあるようです。
気にするほどではないかもしれませんが、できるだけ均一になった状態で硬化させましょう。
塗り残しが目立つので丁寧に端まで塗る
マットコートは、その名の通りツヤが消えてマットになり、その分塗られていない部分はツヤが残ります。
さらに先述の通り若干の色味の変化ものありますので、この塗り残しは想像以上に目立ってしまいます。
作業は丁寧に、端っこまで塗り残しのないように行いましょう。
まとめ
マットコートについて紹介しましたがいかがでしたか?
ひと塗りでいつものカラーの印象がガラッと変わるので「ちょっと難しいかな?」という方も簡単なデザインからトライしてみてくださいね。
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