ネイルケアで必要な道具12選をわかりやすく紹介!ケアの具体的な流れも
ネイルケアをセルフで出来れば、毎月サロンに行かずとも、健やかで美しい手元を保つことができます。「職場や学校的にネイルはできないけれど、爪元はキレイにしたい」という方にも、セルフのネイルケアは大変おすすめです。
今回は「ネイルケアで必要な道具」というテーマで「本当に必要なアイテム」から「なるべく揃えた方がいいアイテム」まで、レベル別に12種類をご紹介します!
【この記事がオススメな人】
- セルフのネイルケアに必要な道具を知りたい
- 実際にアイテムを使用する順番を知りたい
- 道具のうち「代用可能」なものか「絶対に必要なものか」を知りたい
- セルフケアの流れ・内容を知りたい
ネイルケアの効果とは?【Before ⇒ After】
ネイルケアにどういった効果があるのか、あなたはご存知ですか?
ネイルケアには主に大きく2つの役割があり、1つが「不要な角質除去で潤いのある爪を保つ」こと、もう1つが「爪や爪周りの状態を整えることで、キレイで健康な爪が育つようにすること」です。
この「保湿」と「爪の健康管理」を続けることで、結果的に強度と美しさを兼ね備えた、魅力的な爪元が実現します。「一朝一夕で爪が美しくなる」というよりは、定期的なメンテナンスによって、美しい爪を育てていくイメージに近いかもしれません。
ネイルケアで必要な道具「基本の9個」を、使用する順序で紹介♪
それでは早速、自宅でのネイルケアに「まずは揃えたい基本のアイテム9つ」を見ていきましょう!実際にネイルケアで使用する順序に沿って、ご紹介します。
- エメリーボード
- スポンジファイル
- フィンガーボール
- キューティクルソフナー
- プッシャー
- ニッパー
- ネイルオイル
- ネイルプレップ
- ベースコート
1.エメリーボード
エメリーボードは爪の形を整えるのに最適な、薄い板状のアイテムです。スクエアやラウンド等、自分好みの形状に爪を整えるのに使用します。
数字が小さいほど表面の目が粗く、大きなものほど目が細かく繊細な仕上がりに向いています。はじめて購入するのであれば、目の比較的細かな150~240あたりのものがおすすめです。
【商品を見る】NF エメリ-ボード(R)#180/#240 │ 価格330円(税別300円)
2.スポンジファイル
スポンジファイルを使用する目的は、①爪にツヤを出す「爪磨き」と②爪の形状を美しく整えるの大きく2つです。軽く柔らかなスポンジタイプのファイルなので、大胆に爪を削るというよりは、表面をツヤツヤにしたり側面に軽くかけたりといった使用が向いています。
エメリーボードと同様、数字が大きいほど表面の目が粗く、小さなものほど繊細な仕上がりに向いています(爪のツヤ出しなら目の小さなものがおすすめ)。NFSの「フラッシュシャイニングブロック BB100」であれば、目の粗さが違う3種類の面があるため、目的に応じて使い分け可能です。
【商品を見る】フラッシュシャイニングブロック BB100 │ 価格440円(税別400円)
3.フィンガーボール
爪の甘皮を処理する際は、まず温かいお湯につけて爪まわりをふやかし、フニャフニャの状態にする必要があります。フィンガーボールにお湯を注ぎ、指先を約3分ほど浸しましょう。爪周りの皮膚が固い方は、様子を見て少し長めにふやかします。
【代用案】
温かいお湯に指先がしっかり浸せるアイテムであれば、フィンガーボールの代用が可能です。小さなボール・耐熱式のタッパー容器などでもOKです。
【商品を見る】フィンガーディッパー │ 価格1,100円(税別1,000円)
上記の商品であればフィンガーボールとして以外に、ジェル・アクリルネイルの除去にも効果的です。
4.キューティクルソフナー
「甘皮のお手入れがしたい」と思っても、すぐにお湯が用意できないときや、より甘皮のふやかし効果を高めたいとき、このキューティクルソフナーがあれば便利&よりキレイに甘皮除去が可能です。
ソフナーの液を甘皮に直接塗り、プッシャーで余分な甘皮や爪表面の汚れを除去します。
【商品を見る】キューティクルソフナー&リムーバー │ 660円(税別600円)
5.プッシャー
写真にて赤い丸が付いている面を「プッシャー」反対の面を「スクレイパー」といいます。プッシャーは甘皮処理に欠かせない必須アイテムで、金属部を爪の生際に当てることで、甘皮を押上げたりルーズスキンを除去したりといった効果を発揮します。
スクレーパーは余計な皮を掻き出し、除去する作業に使用します。
【商品を見る】プッシャー&スクレイパー ラウンドハンドル │ 1,760円(税別1,600円)
6.ニッパー
プッシャーで押し上げた余計な甘皮やささくれを、ニッパーを使ってカットします。手の小さな方は、グリップしやすい小サイズのものがオススメです。
【商品を見る】NF キューティクルニッパー1/2 ラップジョイント │1,980円(税別1,800円)
【商品を見る】NF キューティクルニッパー1/4 ラップジョイント│1,980円(税別1,800円)
※刃先の小さいもの
【商品を見る】NF プチキューティクルニッパー1/2 ラップジョイント│1,980円(税別1,800円)
※手が小さい人におすすめ
【購入のPOINT】
「切りやすさ命」のニッパーは、100円ショップやドラッグストアなどの安価なアイテムではなく、そこそこお値段のする良いものを揃えるのがオススメ。切れ味の悪い商品は、甘皮やささくれを思うようにカットできなかったり逆に傷ませたりといった原因になります。
7.キューティクルオイル
甘皮処理が終わり爪をキレイに整えたら、仕上げにキューティクルオイルで保湿。
オイルを爪の生際やサイドに塗布することで、爪を乾燥から守り健康的な状態を保ちます。仕上げ用に、1つは持っておきたいアイテムです。
【商品を見る】Cutie Cube フラワーケアオイル│748円(税別680円)
【商品を見る】Cutie Cube オイルセラム│550円(税別500円)
8.ネイルプレップ(ベースコートを塗る方向け)
ここからは「ネイルケア後に、ベースジェルを塗って仕上げたい」方のみ、必要な道具となります。
ニッパーで甘皮処理が終わったら、ネイルオイルの前にベースジェルを塗ります。その際、ネイルプレップを爪に塗布することで、爪に残った余計な油分や水分を取り除きジェルをキレイに塗ることができます。
【商品を見る】Melty Gel(メルティジェル) ネイルプレップ│1,540円(税別1,400円)
9.ベースコート(ベースコートを塗る方向け)
ネイルケアの後にクリアなベースコートを塗ることで、爪の強度をアップし「爪が割れる」「二枚爪」などのリスクを防ぐことができます。
写真の「ネイルストレングスナー」は爪の弱い方、割れやすい方の自爪を保護する目的で作られたベースコートで、初心者からプロの方まで愛用されている商品です。
【商品を見る】NFネイルストレングスナー│990円(税別900円)
ネイルケアで「必須でないけどオススメしたい」道具3選
ここまで「ネイルケアをする上で持っておきたい基本のアイテム」をご紹介しましたが、本章では「特別なお手入れの日に使いたい」「必須じゃないけど持っておくと便利」な、おすすめアイテムをご紹介します。
1.ハンドクリーム
爪の痛みの大敵は「乾燥」であること、ご存じですか?ネイルケアというと「爪のお手入れ」に意識が向きがちですが、毎日の指先の保湿も、健やかな爪元を保つ上で欠かせない作業です。
爪を整えるお手入れの後はもちろん、お風呂上りや手を洗った後など「乾燥」が気になる場面であれば、1日何度でも保湿してあげるのがオススメ。写真の様なチューブタイプのものであれば、仕事や出かけ先にも手軽に持ち歩き、さっと使用できるため便利です。
【商品を見る】キュアリスト HBモイストクリーム│770円(税別700円)
2.マッサージローション
マッサージローションで手の甲や指先・爪まわりをほぐしてあげることで、手の血行を促進します。手や爪の乾燥対策になる上に保湿効果もあるため、定期的にマッサージローションを使い、ハンドマッサージすると良いでしょう。
写真の商品はウォームタイプなので、使っていると手や爪先をじんわり温めてくれる効果があります。
【商品を見る】マッサージWローション 500ml │4,620円(税別4,200円)
3.ホットマニキュアマシン
指先を、温めたマッサージローションやパラフィンに浸し、乾燥を防いで潤いを与えるのがホットマニキュアマシンです。指先を温めながら専用のローションで保湿することで、秋冬など乾燥が気になる季節でも爪の割れやささくれなどを防いでくれます。
上記は指先10本のお手入れに特化していますが、手首から下の部位をすべて温かい液剤でケアできる「パラフィンバス」というタイプもあります。
【商品を見る】NEWZEN(ニューゼン) パラフィンバス│27,500円(税別25,000円)
必要なアイテムを使った、ネイルケアの基本の流れ
ここまでご紹介した道具を使い、実際どうやってセルフでネイルケアしていくかを、以下で見ていきましょう!
【作業の流れ】
- 手を清潔にし、爪の形状を「エメリーボード」で整える
- 爪表面を「スポンジファイル」で磨く
- 皮膚をふやかすため「フィンガーボール」にお湯を注ぎ、指先を浸す
- 「キューティクルソフナー」を爪の周りへ塗布
- 「プッシャー」で甘皮を押し上げる
- 不要な甘皮やささくれを「ニッパー」でカット
- 「プレップ」で油分除去&ベースコートで仕上げ
- 「ネイルオイル」を爪に塗布し、完了!
1.手を清潔にし、爪の形状を「エメリーボード」で整える
手を良く洗い、清潔な状態ではじめましょう。エメリーボードを人差し指と親指で軽く持ち、爪先・サイドに垂直に当てるようにして削り、形を整えます。
エメリーボードの目は200前後くらいの、細かいものがおすすめです。
2.爪表面を「スポンジファイル」で磨く
目が細かいスポンジファイルで、爪の表面を磨きツヤツヤにします。
爪の形状が気になるときは、スポンジファイルの粗目の面でも形を整えることが可能です。
3.「フィンガーボール」にお湯を注ぎ、指先を浸す
皮膚をふやかし甘皮を取りやすくするため、指先をお湯でふやかします。「フィンガーボール」にお湯を注ぎ、指先を3分~5分ほど浸しましょう。
耐熱性のフィンガーボールであれば、水を入れてレンジでチンすればお湯を用意できます。
4.「キューティクルソフナー」を爪の周りへ塗布
「キューティクルソフナー」を甘皮に直接塗布し、余分な皮やささくれを柔らかくほぐします。
5.「プッシャー」で甘皮を押し上げ・除去
プッシャーを爪に対し垂直になるようにあて、爪の生際や溝の甘皮を削るように取り除いていきます。このときプッシャーを寝かせたり、45度の角度であててしまうと、根元を傷つける心配があるので要注意です。
優しい力加減で、根元に金属を優しく何度も押し当てながら甘皮を押し上げます。
6.不要な甘皮やささくれを「ニッパー」でカット
手のひらで包むようにニッパーを握り、爪周りに残った不要なキューティクルをカットしていきます。カットする際はハサミや左手を大きく動かすのではなく、刃先を根元に這わすように、細かく動かして切っていきます。
7.「プレップ」で油分除去&ベースコートで仕上げ
ネイルプレップを塗布
ベースコートを塗布
ベースコートの下準備として、爪に残った油や水分を取り除くために「ネイルプレップ」を塗布します。爪表面が乾いたら、はみ出ない様にベースコートを爪へ塗布します。
8.「ネイルオイル」を爪に塗布し、完了!
ベースコートが完全に効果したら、爪表面に突っかかりが無いかを確認。問題なければ爪の表面からキワにかけて「ネイルオイル」を塗り、すべての作業が完了です。
まとめ
いかがでしたか?今回は「ネイルケアに必要な道具」というテーマで「必須アイテム」から「必須ではないけど揃えてほしい物」まで、全12種類をご紹介しました。
予算に応じて、必要度の高いアイテムから取り揃えていきましょう。本記事が少しでも「ネイルケアグッズ購入」の参考になれば幸いです。
ネイル・コスメ商品ブランド「ナチュラル・フィールド・サプライ」では、本記事でご紹介した以外にもネイルケアアイテムを多数取扱っています。
また「セルフネイル」や「ネイルケア」に関するコラム記事も随時更新していますので、ぜひそちらも覗いてみてくださいね!