【ネイリスト解説】爪の縦線が目立つ4つ原因とすぐにできるケア方法を解説
「爪の縦線が気になる!ケアする方法はないの?」
とお悩みの方へ。
爪の縦線が目立つ主な原因は加齢や乾燥によるもので、正しいケアを続けることで改善が期待できます。
しかしケアアイテムは複数あり、順番や使い方を間違えると効果は期待できません。
この記事では爪の縦線が目立つ原因やケア方法、ケアの注意点を解説します。
爪の縦線をケアして美しい手元になりたい方は、ぜひ最後までお読みください。
爪の縦線が目立つ4つの原因と受診のめやす
爪の縦線が目立つ原因として、以下の4つが挙げられます。
- 加齢
- 乾燥
- 健康状態の悪化
- 栄養不足
それぞれについて、順番に解説します。
①加齢
爪の縦線が目立つ1番の原因は加齢です。
元々の体質や習慣にもよりますが、10~20代では爪の縦線が目立つという現象はあまり起こりません。
爪もお肌と同じく、加齢が進むことで保水力がなくなったり乾燥したりすることで縦線が目立ってきてしまいます。
そのため加齢が進む30~40代になると、爪の縦線が気になる人が多いのです。
爪の縦線が増えるのは水分量や乾燥が主な原因なので、加齢が進んでも普段からケアしている人は縦線が少ない方もいらっしゃいます。
②乾燥
20代など若い方で爪の縦線が目立つ場合、乾燥が考えられます。
昨今ではアルコールによる手指消毒・手洗いによって手や爪が乾燥しやすくなり、縦線が目立ってしまう人が増えています。
上記以外にも、家事などの水仕事や界面活性剤の多い洗剤を扱う機会が増えると、爪の乾燥も進みます。
③健康状態の悪化
爪の縦線や横スジ、表面がボコボコするといった現象は、体調面も大きく影響します。
爪の縦線が増えたから必ず病気をしている、というわけではありませんが、何らかの体調不良で爪に縦線が増えるケースは珍しくありません。
加齢や乾燥が原因の場合、爪の縦線は徐々に増えていくケースが多いです。
しかし急に爪の縦線が目立ってきたという場合は、体調不良や病気が影響していることがあります。
また爪母(そうぼ)という爪の根元にある部分をドアなどで強く挟んでしまった場合、爪を生成する部分が傷つくことで凸凹の爪が生えてくるケースもあります。
④栄養不足
爪も体の一部ですから、栄養が不足するときちんとした爪を作ることができません。
爪の縦線や横スジが出た場合、ビタミンやミネラルといった栄養が不足していることがあります。
また爪はタンパク質から作られるので、ダイエットなどでタンパク質が不足した時も爪の縦線が目立ちます。
爪が縦割れするなら受診がおすすめ
爪の縦線はお肌でいうと乾燥してカサカサになっている状態と同じなので、他に気になることがなければ、急いで受診する必要はないでしょう。
しかし爪が極度に乾燥すると、縦線だけでなく縦に割れる(縦割れ)ことがあります。
縦割れまですると痛みが出てくるので、この場合は受診をおすすめします。
爪の縦線を目立たなくするケア方法
すでに伸びた爪の縦線が気になる場合、以下のケア方法で目立たなくすることができます。
- 「リッジフィラー」配合のポリッシュでへこみを埋める
- シャイナーで磨く【注意点あり】
それぞれについて、順番に解説します。
「リッジフィラー」配合のポリッシュでへこみを埋める
爪の表面の凸凹を埋めてくれるリッジフィラー配合のポリッシュは、サッと塗布して乾燥させるだけですぐに爪の縦線を目立たなくしてくれます。
爪の表面を磨く必要がないため、繰り返し使っても爪を傷めません。
リッジフィラー配合のポリッシュは無色透明のものが多いので、性別関係なく使うことができ、どんなシーンでも気軽に使うことができます。
ナチュラルフィールドサプライの「NF カルシールベースコート」は、爪が薄くて弱い方のために開発したネイルトリートメントです。
単体で使うこともできますし、強度が心配な爪にベースコートとして塗布すれば、ジェルやポリッシュの補強にすることもできます。
液剤の色はやや黄みがかっており、仕上がりはほんのり色づきます。
「NF ネイルストレングスナー」は、爪が割れやすい方におすすめの強化剤です。
割れやすい自爪を保護する目的で使うもので、ハケタイプなので使い方も難しくありません。
無色透明なのでベースコートやトップコートにも使用でき、初心者からプロの方まで幅広くお使いいただけます。
シャイナーで磨く【注意点あり】
爪の表面を磨いてツヤを与えるシャイナーは、爪の縦線にも有効です。
シャイナーは爪の長さを削るエメリーボードと見た目が似ていますが、目の粗さを表すグリッド数が細かくなっています。
エメリーボードは180や240といった目の粗いものですが、シャイナーは2,000~3,000と一番グリッド数が高い(目が細かい)点が特徴です。
シャイナーの使い方については【ネイリスト直伝】正しい爪の磨き方とは?注意点やアイテムも解説します で解説しておりますのでぜひご参照ください。
シャイナーは、自爪の表面を薄く削って縦線を目立たなくするものなので、使い過ぎには要注意です。
その日だけなどスポット的に使うようにして、縦線を完全に削ってなくすのではなく、少しだけ磨いて縦線を目立たなくする程度で使ってください。
シャイナーで磨いた爪は平らになってツヤがあり美しいのですが、根本改善をしない限り、生えてくる爪も縦線が入っています。
縦線を消そうと繰り返し使うと爪が薄くなり、折れたり二枚爪になったりと弱って悪循環に陥るので十分に気を付けてください。
爪の縦線をできにくくするケア方法と注意点
これから伸びてくる爪の縦線をできにくくするためには、以下の方法があります。
- 爪周りに栄養を与える
- オイルで保湿する
- ハンドマッサージで血行促進
それぞれについて、順番に解説します。
①爪周りに栄養を与える
爪や爪の周りに栄養を与えることで、爪の縦線を目立たなくする効果が期待できます。
ナチュラルフィールドサプライの「ネイルプログラムゴールド」は、玄米麹エキスの力を最大限に活かした爪の美容液で、縦線ケアにも大変おすすめです。
日本の国菌とされている「麹菌」を配合しており、乾燥によるトラブルから爪を守ってくれます。
日々爪や肌から失われる必要な成分を補給しながら、生成能力を補助してくれる保湿効果の高い爪美容液です。
ハケタイプでサッと塗ることができ、塗り重ねると成分がどんどん爪の内部に溜まります。
「ネイルプログラムゴールド」は防腐剤を使用せず100%植物由来の成分で作っているので、爪や体に優しい美容液です。
②オイルで保湿する
爪や爪周りをオイルで保湿すると、乾燥による爪の縦線を防ぐ効果が期待できます。
ナチュラルフィールドサプライでは多くのネイルオイルを販売しており、日ごろジェルネイルやポリッシュでアートを楽しむ方はもちろん、爪の縦線ケアをしたい方にもおすすめです。
ナチュラルフィールドサプライの「NF フォーミュラーオイル」は、オリーブオイルやアーモンドオイル、コメ胚芽油など6種の天然オイルを配合した保湿オイルです。
Cutie Cubeシリーズにはフラワーケアオイル、アロマネイルオイル、オイルセラムの3種類があり、お好みに合わせて選んでいただけます。
「Cutie Cube フラワーケアオイル」はお花の香りがする天然ネイルオイルで、ラベンダー・ローズ・フローラル・シトラスミントの4タイプがあります。
サラリと肌馴染みの良い植物オイルを使っており、お花が入った可愛い見た目からプレゼントにもおすすめです。
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「Cutie Cube アロマネイルオイル」はフルーツと草花の香りを掛け合わせたボタニカルネイルオイルで、アロマの香りで癒されたい方におすすめです。
マカデミアナッツやホホバオイルといった5種類のオイルに、ビタミンEやケラチンを配合しています。
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「Cutie Cube オイルセラム」は、透明なオイルと色付きのセラムをシェイクして使う2層式の保湿美容ネイルオイルです。
ベリー・シトラス・ピーチ・グレープフルーツの4種の色と香りで、爪のケアをしながら香りを楽しめます。
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③ハンドマッサージで血行促進
爪の縦線と手の乾燥が気になる方は、ハンドクリームでマッサージするのもおすすめです。
血行を促進させることで栄養が浸透しやすくなり、より高い効果を期待できます。
ナチュラルフィールドサプライの「キュアリスト HBモイストクリーム」は、高濃度酸素水を使用した保湿性の高いハンド&ボディクリームです。
酸素補給水WOXをクリームの約70%に相当する量で配合しており、潤い保湿効果を高めました。
またヒアルロン酸とカニ甲羅由来のキチンリキッドで保水力を高めており、酸素補給水WOXの効果を最大限に引き出します。
毎日コツコツと適量を手と爪全体になじませてマッサージすると、2週間~1か月で改善が期待できます。
スキンケアと同じように、毎日の習慣にしてみてください。
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爪の縦線をケアする時に知っていただきたいこと
爪の縦線をケアする時に知っていただきたい、以下の事を解説します。
- 爪の縦線をケアするメリット
- ネイルケアアイテムは使い方を誤ると効果が出ない
- 爪の縦線ケアの効果が出始めるのは1か月後
- 爪の縦線ケアを行う頻度
爪の縦線をケアするメリット
爪の縦線は病気の症状ではなく、絶対に除去すべきものではありません。
しかし爪の縦線ケアでは、以下のメリットが期待できます。
- 二枚爪や爪の折れやすさを予防できる
- さかむけができにくくなる
- 手の清潔感アップ
爪が弱い方や傷んでいる方に多い二枚爪や爪の折れやすさ、さかむけといったお悩みは、乾燥が主な原因です。
爪の縦線ケアとして保湿したり栄養を与えたりすることで、これらも一緒に改善が期待できます。
また爪の縦線は年齢や乾燥を感じさせるので、ケアすることで手の清潔感もアップします。
ポリッシュやジェルといったアートをしない方でも、自爪をケアするだけでも手元の清潔感がアップするのでおすすめです。
ネイルケアアイテムは使い方を誤ると効果が出ない
大前提として、爪や手に保湿や栄養を与えることはケア方法として有効です。
しかし、複数のケアアイテムを使うときは、組み合わせや順番を間違えると効果が期待できません。
例えばリッジフィラーが配合されたポリッシュで補強した後、ネイルプログラムゴールドなどの栄養剤を爪に塗布しても、しっかり浸透しません。
反対に、ネイルプログラムゴールドなどの栄養剤を塗布した直後に補強しても、油分があるのですぐにはがれてしまいます。
ネイルケアアイテムを使うときは、何を使うかを決めたり、使うタイミングを変えたりするのがおすすめです。
爪の縦線ケアの効果が出始めるのは1か月後
爪の縦線ケアをコツコツ続けても、効果が出始めるのは1か月後です。
また爪はお肌とは違うので、きちんとケアしていてもすでに伸びている爪の縦線には効果が期待できません。
しかし保湿によって多少縦線が目立ちにくくはなります。
伸びている部分の爪の縦線が気になる時は、今回ご紹介したようなリッジフィラー配合のポリッシュなどでケアするのがおすすめです。
爪の縦線ケアを行う頻度
爪の縦線ケアを行う頻度はこまめであるほど良く、毎日手を洗ったときや気が付いたときなどにケアを続けてください。(シャイナーで磨く場合は、基本的に“その時1回だけ”が原則です。)
爪は成人で0.1mm/日ほど伸びるので、縦線ケアを始めてから効果を感じるまで1~2か月ほどはかかります。
2か月あたりから生えてきた部分の改善が見られ、半年から1年で爪全体が生え変わります。
まとめ
爪の縦線ケアについて、主な原因とケア方法を解説しました。
この記事をまとめます。
- 爪の縦線が目立つ主な原因は加齢や乾燥、体調の変化が挙げられる
- 爪の縦線は、リッジフィラー配合のポリッシュやシャイナーでケアできる
- 爪の縦線は保湿を続けて2か月くらいから効果が出て、半年~1年ほどで生え変わる
ジェルやポリッシュといったアートをしなくても、手の縦線をケアするだけで手元の美しさはアップします。
特に乾燥しやすい秋冬は、ハンドケアと一緒に爪もケアしてみてくださいね。
ネイルアートやネイルケアに興味がある方は、ぜひナチュラルフィールドサプライのアイテムをチェックしてみてください。