ネイルチップにはサイズがある!測り方と取れにくい取り付け方をご紹介
「ネイルチップを買おうと思ったけれど、サイズがわからない」
「自爪を正確に測る方法がわからない」
とお悩みの方へ。
手軽にネイルを楽しめるネイルチップは、自分の爪のサイズと合っていることがポイントです。
サイズが合っていないせいで自爪と密着できず、せっかくネイルチップを買っても「自分には合っていない!」と諦めてしまう人も……。
そこでこの記事では、ネイルチップを購入する前にやっておきたい自爪の測り方と、より仕上がりをキレイにするコツをご紹介いたします。
ネイルチップを楽しみたい方は、ぜひ参考になさってくださいね。
ネイルチップ購入前に知っておきたい!サイズの測り方とポイント
ネイルチップにはサイズがあり、自分に合ったものを見つけるためにはまず自爪の計測が必要です。
まずはネイルチップのサイズについて、基本的なことから見ていきましょう。
ネイルチップにはサイズがある
各ネイルメーカーが販売しているネイルチップは規格のようなものがなく、それぞれでサイズが異なります。
各指に合わせて10種類程度のサイズで展開されているケースが一般的で、ナチュラルフィールドサプライでは以下の通りで製作しています。
アソートスクエアチップ (クリア含む) | ナチュラルスクエア | |||
長さ(mm) | 幅(mm) | 長さ(mm) | 幅(mm) | |
#1 | 29.7 | 12.2 | 28.0 | 15.0 |
#2 | 29.0 | 11.5 | 27.0 | 14.7 |
#3 | 28.5 | 11.0 | 25.0 | 11.8 |
#4 | 27.0 | 10.0 | 24.0 | 11.3 |
#5 | 26.0 | 9.5 | 22.9 | 10.9 |
#6 | 25.5 | 8.9 | 22.2 | 9.6 |
#7 | 24.1 | 8.2 | 21.8 | 8.9 |
#8 | 23.7 | 7.9 | 21.2 | 8.4 |
#9 | 23.2 | 6.9 | 20.1 | 7.8 |
#10 | 22.0 | 6.6 | 19.5 | 6.8 |
グラマーラウンドナチュラル (クリア含む) | HFスマイルナチュラル | |||
長さ(mm) | 幅(mm) | 長さ(mm) | 幅(mm) | |
#1 | 26.8 | 12.6 | 29.0 | 12.5 |
#2 | 25.8 | 11.4 | 27.5 | 11.5 |
#3 | 24.8 | 10.6 | 27.0 | 11.0 |
#4 | 24.0 | 10.4 | 26.5 | 10.0 |
#5 | 22.8 | 10.0 | 25.5 | 9.5 |
#6 | 22.7 | 9.8 | 24.5 | 9.0 |
#7 | 22.0 | 9.0 | 22.5 | 8.5 |
#8 | 21.8 | 8.8 | 22.0 | 8.0 |
#9 | 21.0 | 7.5 | 21.5 | 7.5 |
#10 | 19.6 | 7.8 | 20.0 | 7.0 |
※幅のサイズはカーブなしの状態です。
自爪を測るために用意するもの
自爪のサイズを測るために必要なものは、メジャーだけです。
10本の爪のサイズを測るので、サイズを記入しておくスマホやメモも準備しておきましょう。
ただし、メジャーの種類だけは注意しなければいけません。
カーブがかかった爪のサイズにフィットするように、柔らかいメジャーが必要です。
裁縫用の巻き尺があればベストです。
文房具のプラスチック製定規やコンベックスという金属でできたタイプのものは、爪のカーブを正確に測れないためおすすめしません。
もし手元に柔らかい巻き尺がないなら、セロハンテープやマスキングテープで代用できます。
爪に沿うものであれば代用できるので、爪にフィットするヒモやリボンでもかまいません。
まずは自爪のサイズを測りましょう
メジャーが準備できたら自爪のサイズを測りましょう。
自爪の横幅を測りますが、測るポイントがあるのでぜひチェックしておいてください。
爪の横幅を測る
横幅は爪の横幅が最も広い部分(カーブ幅)を計測する方法が一般的です。
ほとんどの方は爪の中心部分が一番広くなっているはずなので、その部分を計測します。
計測するポイントを間違えると、せっかくサイズを測ってネイルチップを購入しても指にフィットしませんので注意しましょう。
メジャーを爪に巻き付けるようにフィットさせ、メモリもきちんと合わせてください。
テープやマスキングテープで代用する場合も、爪の横幅が最も広い部分に沿わせるように貼り付けます。
テープの両端にマジックなどで印をつけてはがし、印の幅を手持ちの定規などで測ればOKです。
「正しく測れているかわからない!」と不安な時は、1mmプラスするようにしましょう。
大きい場合はファイルで削ればいいだけなので、簡単に調整できます。
ネイルチップは自爪より少し大きめを選ぶ
自爪のサイズがわかったら、いよいよネイルチップの購入です。
しかしチップのサイズ表を見て、「自分の爪のサイズと0.1mm違う!」などごくわずかなサイズの違いで悩んでしまう人も少なくありません。
ネイルチップのサイズで迷った時は、自爪よりも大きめを選ぶのが正解です。
のちほどご紹介しますが、ネイルチップは装着する前、自爪にフィットするようファイルで微調整します。
つまり大きめのネイルチップを選んでおけば、幅を削ることで微調整ができるのです。
逆に自爪よりも小さいサイズのチップを選んでしまうと、手軽に調整できません。
ネイルチップの失敗を防ぐために、ぜひ覚えておいてくださいね。
ネイルメーカー直伝!ネイルチップの正しい取り付け方
自爪のサイズを測りネイルチップを購入しても、正しく取り付けなければ長持ちしません。
ここでは、セルフで行うネイルチップの正しい取り付け方をご紹介いたします。
ネイルチップの装着で活躍するアイテムも紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ネイルチップのサイズを整える
まずは購入したネイルチップのサイズを整えて、自爪にきちんとフィットさせます。
購入した状態のネイルチップを爪に乗せてみましょう。
ここで、自爪とズレているポイントをチェックして調整していきます。
主にチェックするポイントは、自爪からのはみだし、カーブのフィット具合、チップ全体の長さです。
横幅のサイズが大きかったり根元が浮いていたりする場合は、ファイルで削って整えます。
ナチュラルフィールドサプライのダイヤモンドゼブラ F105はネイル検定対応商品で、アクリルネイルに色移りせずどんどん削れます。
刃こぼれするので常に新しい面が出る設計で、削り心地が最後まで持続します。
またネイルチップの長さの形や爪の表面を整えるなら、ブルーデュエットファイル F113がおすすめです。
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ネイルチップのカーブが自爪にフィットしないなら、お湯を使って調整できます。
耐熱容器に50~60度程度のお湯を準備して、ネイルチップを1枚ずつ入れて30秒ほど待ちましょう。
ネイルチップをピンセットで取り出して、キッチンペーパーなどの上に置きます。
ネイルチップを上から押しつけるとカーブがゆるくなり、左右からつまむように押すとカーブをきつく調整できます。
やけどしないように注意してくださいね。
カーブが調整できたら、冷たい水にネイルチップを入れて冷やせば固定できます。
最後にチップの長さですが、これは装着する方の好みで大きく分かれます。
微調整したい時はファイルで削ればOKですが、1cm以上などしっかり短くしたい時は、まっすぐきれいにカットできるチップカッターが活躍します。
自爪の準備をする
ネイルチップを装着する時は、自爪は深爪にならない程度まで短くするのがおすすめです。
自爪が長いままだとチップとカーブが合わずにすき間ができ、はがれやすくなる一因となります。
甘皮処理
ネイルチップを装着する時、しっかり行いたいのが甘皮処理(キューティクルケア)です。
ネイルチップが甘皮の上に乗ると見栄えが悪くなるだけでなく、チップがはがれやすく長持ちしません。
ウッドスティックやプッシャーを使って甘皮を押し上げ、余分な部分をニッパーでカットします。
キューティクル部分は乾燥しやすいので、ケアの後はクリームなどで保湿しておきましょう。
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消毒
ネイルチップを装着する前に、爪全体を消毒しておきましょう。
消毒用のアルコールやネイル用の消毒グッズを持っていれば、コットンに含ませ爪全体を拭いておきます。
消毒グッズがない方は、石鹸で手をしっかり洗って水気をオフしておきましょう。
キューティクルクリームやハンドクリーム、皮脂などの油分はチップと爪の密着性を下げてしまうので、しっかり除去しておくことがポイントです。
ネイルチップを接着する
自爪の準備が整ったらネイルチップの装着です。
ネイルチップの装着は、粘着グミ・テープ(シール)・グルーといった種類があり、それぞれで特徴が異なります。
最近注目を集めているのが、柔らかいグミ状のテクスチャーが特徴の「粘着グミ」です。
テープよりもはがれにくく自爪にも使用でき、さらに長期間繰り返しつけるためセルフネイラーの方にも人気となっています。
ナチュラルフィールドサプライで取り扱っているネイルチップグミは、粘着力に優れており、弾力性があります。
透明感もあるのでクリアなデザインチップの見た目を損ねることもありません。
ナチュラルフィールドサプライなら2つの目的別に取り付けられる
ナチュラルフィールドサプライでは、より目的に合わせたネイルチップを楽しめるよう、2つのグルーとレジンをご用意しております。
しっかり装着させたい方
ネイルチップを長期間装着したい方は、ブラッシュオングルーまたはブラッシュオンレジンがおすすめです。
ブラッシュオングルーはブラシタイプのサラっとしたテクスチャーで、初心者の方にも簡単に使っていただけます。
薄く均一に塗りやすく、割れた爪の補修やストーンの接着剤としても活躍します。
ブラッシュオンレジンは粘度が高くぷっくりとした仕上がりが特徴で、爪の凹凸やすき間を埋めるのが得意です。
高粘度なので厚塗りするとはみだしやすく、少しずつ調整しながら塗布してください。
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1日だけ楽しんですぐ外したい!という方
結婚式やちょっとしたお出かけなど、1日だけネイルチップを楽しみたい!という方におすすめなのがらくらくワンタッチグルーです。
他のグルーと同じくチップの裏に塗って使いますが、らくらくワンタッチグルーは分厚く塗ります。
厚塗りすることでゴムのような弾力性が生まれ、デザインチップが取れにくくなるのです。
グルーが透明になるまで乾かしたら準備OKです。
グルーは分厚く塗るので、完全に乾くまで半日ほどかかります。粘着力がなくなってきたらグルーをはがし、また同じように厚塗りして乾かせばOKです。
らくらくワンタッチグルーを使う時は、自爪もチップと同じ程度の長さに伸ばしておくことがポイントです。
他の方法よりチップに負担がかかりやすいため、自爪も伸ばすことで負荷を分散できます。
ネイルチップの種類とおすすめ
多くの場合、ネイルチップにはラウンドやスクエア、ナチュラルといった種類があります。
ネイル初心者の方は、「どれがいいのだろう?」と悩むことはありませんか?
ネイルチップの形は、何をするか?という目的によって使うものが変わってきます。
まず初心者の方に人気があるのはスクエアタイプです。
爪も指も長く見えるスクエアは他の形よりも表面積が大きく、折れにくい・巻き爪になりにくいといったメリットがあります。
ナチュラルフィールドサプライでは、初心者の方も練習用としてよく購入されています。
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爪全体にチップを装着する目的の方には、ラウンドタイプが人気です。
先端部が細くなっているので指が細く長く見える効果があり、爪への安定感もあります。
「自分でネイルチップを作ってみたい」という方は、ラウンドタイプがおすすめです。
こんな時どうする?初心者さん向けネイルチップQ&A
最後に、ネイルチップ初心者が悩みがちなことについてQ&A形式でご紹介します。
これから始めようと思っている方も、予備知識としてぜひ知っておいてくださいね。
ネイルチップの横幅が足りない
購入時に自爪やネイルチップのサイズ表を確認しても、いざ爪に乗せると「横幅が足りない!」ということがあります。
開封したのみでまだ未使用の場合は返品や交換をお願いできることがあるので、一度お店に問い合わせてみましょう。
返品や交換ができない場合、以下の方法を試してみてください。
- 接着用のテープを重ねてみる
- カーブをゆるくして横幅を出してみる
ネイルチップ自体が柔らかいなら、装着時に両面テープを重ね付けして自爪とチップのすき間を埋められないかチェックしてみましょう。
ただサイズが合っていないことは変わらないので、不自然に見えたり取れやすかったりしたりする恐れはあります。
チップのカーブがきつい場合は、チップを熱してカーブをなだらかにすると横幅が出るので微調整できるかもしれません。
ただ自爪のカーブに合わなかったら密着力が下がるので、諦めた方がよいでしょう。
ネイルチップがすぐ外れてしまう
ネイルチップがすぐに外れてしまう場合は、以下の2つの原因が考えられます。
- チップサイズが自爪と合っていない
- 自爪の処理が甘い
チップサイズが合っていないとすき間やズレがたくさんできるので、少しの衝撃や圧力ですぐに外れてしまいます。
回避するためにも、自爪のサイズ計測やチップ選びを慎重におこなってください。
また甘皮が取り切れていない・自爪の表面に油分が残っているなどの処理が甘い場合も、ネイルチップがすぐ外れる原因の1つです。
前述した自爪の準備方法をチェックして、丁寧に処理してみてください。
ネイルチップの保管方法がわからない
ネイルチップを取り外したら、内側に残っているグルーやグミ、ほこりといった汚れを丁寧に除去しましょう。
その後は直射日光や照明を避け、チップ同士がぶつからないようケースなどにいれて保管します。
ジェルネイルは特性上、直射日光や照明に大変弱いものです。
チップを外した後そのままテーブルなどに放置していたら、気づけば変色していた…ということも珍しくありません。
また熱にも弱く、夏の暑さや暖房などで変形することもあります。
さらに小分け袋などにまとめて収納するとチップ同士がぶつかって、乗せているストーンやパーツが破損する恐れがあります。
専用ケースや100円ショップの名刺ホルダーなどを活用して、冷暗所で丁寧に保管してくださいね。
まとめ
ネイルチップの購入や制作を考えている方に向けて、チップのサイズや自爪の測り方をご紹介しました。
この記事をまとめます。
- ネイルチップはメーカーによってサイズが異なる
- 柔らかいメジャーを使い、自爪の一番幅が広い部分を測る
- ネイルチップを装着するためには、接着剤だけでなく自爪の処理も大事
気軽につけ外しできるネイルチップは使いやすく、外注したりセルフで作ったりしている人が多いものです。
しかし中には自爪に合わないチップを使っている方も多く、「すぐにはがれてしまう」と悩んでいる方も少なくありません。
今回ご紹介した方法で自爪のサイズを測り、装着も手順を踏んで丁寧に行ってみてください。
きっと本物の爪のようにフィットして、あなたの気持ちを高めてくれますよ。
この他にもナチュラルフィールドサプライでは、ネイルチップや装着に必要なアイテムを数多く取り揃えています。
ぜひあわせて覗いてみてくださいね。