お家でできるネイルダスト対策 | セルフジェルネイルを楽しむ方に
ネイルサロンで働くネイリストさんは、マスクを付けて施術をしていることが多いです。
ネイリストがマスクを付けているのは、風邪などを移さないように、または移らないようにする衛生面からでの配慮でもありますが、もう1つの理由として「ネイルダスト対策」が挙げられます。
仕事で長時間ジェルネイルの施術にあたるサロンのネイリストにとって、ネイルダストの対策は非常に重要なのですが、今は自分でジェルネイルをして楽しむ方も増えてきていますし、趣味が高じてご友人にジェルネイルをしてあげる機会が多い方もいらっしゃるでしょう。
例えプロではなくても、ジェルネイルをする機会が多い方なら、サロンで働くネイリストさんと同様にネイルダスト対策を行っておくべきでしょう。
そこで今回は、セルフネイラーさんも気を付けたいネイルダストの対策方法についてお伝えします。
ネイルダストはジェルネイルオフの際に出る粉
ネイルダストは主にジェルネイルをオフする際、つまり目の粗いファイルでジェルを削っていく際に多く発生する粉です。
何も対策をしないでいると、ジェルネイルオフで出たネイルダストを大量に吸い込んでしまうおそれがあります。
医学的な観点でのリスクを一概に述べることはできませんが、ジェルの成分は樹脂などで、人体にとって異素材の一種であることに違いはないので、吸い込んでしまうか吸い込まないかで言えば、吸い込まないほうがいいです。
自爪の表面を整えるサンディング処理でもダストは出ますが、こちらは自分の爪の粉ですし少量なので、ジェルネイルのダストほど気にする必要はありません。
では具体的に、どんなネイルダスト対策を取ればいいのか、以下で説明します。
自分でできる5つのネイルダスト対策
ファイルを使用してジェルネイルをオフするうえで、ネイルダストを出さないことは不可能です。
ネイルダストブラシの品質や使い方には関係なく、どうしても出てしまうものだと割り切った方がいいでしょう。
そのため、ネイルダスト対策はネイルダストを出さない・減らすという観点ではなく、とにかく物理的にネイルダストをブロックすること・飛散させないことに尽きます。
- マスクを付ける
- 濡れたタオルやキッチンペーパーを敷く
- 集塵機(しゅうじんき)を使う
- ゴミ箱など手元が囲われる環境でオフを行う
- ジェルネイルオフ後はお部屋に掃除機をかける
上記リスト内の「マスクを付ける」、「ゴミ箱など手元が囲われる環境でオフを行う」については、言わずもがなのネイルダスト対策方法ですね。
以下ではこの2つ以外のネイルダスト対策方法について、簡単に補足しておきます。
濡れたタオルやキッチンペーパーを敷く
ネイルダスト自体はどうしても出てしまいますから、できるだけ周囲に舞い散らせないことがポイントです。
セルフネイラーさんが実践されていることが多いのが、作業スペースに濡れたタオルやキッチンペーパーを敷く方法です。
ネイルダストが濡れたタオルやキッチンペーパーの上に落ちると、水分を含み重くなるので、周囲に舞い散りにくくなります。
集塵機(しゅうじんき)を使う
各メーカーが、ネイルダスト対策用の「集塵機(しゅうじんき)」を販売しています。
その名の通り、施術中に発生するネイルダストを吸い込んでくれる機械なので、特に頻繁にジェルネイルを行われる方は1台持っておいてもいいと思います。
値段はメーカーによりバラつきがありますが、Amazonなどの大手通販サイトを見ていると安い物で5,000円くらいでは購入できるようです。
ジェルネイルオフ後はお部屋に掃除機をかける
どれだけ周囲に飛び散らないように気をつけていても、わずかなネイルダストは宙を舞ってお部屋の床に落ちていきます。
ネイルダストが床に堆積し、それを吸い込んでしまうともちろん身体にはよくないので、ネイルダストが発生するジェルネイルのオフ後は、お部屋全体的に掃除機をかけることをオススメします。
ネイルダストをできるだけ体に入れないことを心がけよう
以上、セルフネイラーさんも気を付けるべき、ネイルダストの対策方法についてまとめました。
集塵機の購入にはどうしてもお金がかかりますが、それ以外の方法はお金をかけないでできることばかりです。
楽しいはずのジェルネイルで健康を損ねてはいけないので、できる限りのネイルダスト対策をしましょう!