用途別に使い分け! ネイルファイルの種類について
地爪やジェルネイル、スカルプネイルなど、ネイルのあらゆるお手入れに必要なネイルファイル。
また、地爪の表面の凹凸をキレイに整える役割のアイテムはネイルシャイナーと呼ばれます。
ただ、ひとくちにネイルファイル(あるいはネイルシャイナー)と言っても、様々な種類・呼び方があります。
- エメリーボード
- アクリルファイル
- ゼブラファイル
- ネイルシャイナー
- バッファー
上記のように、様々な呼び方がありますが、どのネイルファイルがどんな役割を持っているのか、セルフネイル初心者の方にとっては、少し分かりづらいですよね。
そこで今回は、用途別に使い分ける、ネイルファイルの種類についてご紹介いたします。
1.地爪の長さや形を整える時に使う「エメリーボード」
地爪の長さや、形を整えたい場合に使うネイルファイルの種類は、「エメリーボード」です。
肉眼では分かりませんが、地爪はウロコ状の断層で組織されており、爪切りで切ってしまうとこの断層が崩れてしまいます。
この”地爪の断層の崩れ”が、二枚爪などのトラブルにつながってしまうのです。
そこで、ネイルファイルの種類の1つであるエメリーボードを使うことで、地爪の断層を崩さず、滑らかに地爪の長さや形を整えることができます。
2.地爪をピカピカに磨く時に使う「ネイルシャイナー」
ご存じの方も多いかと思いますが、地爪をピカピカに磨きたい時に使うのは、「ネイルシャイナー」あるいは「爪みがき」です。
「バッファー」という呼び方もあります。
厳密には、ネイルファイルとは全く別物であるものの、ネイルファイルと形状がほぼ同じなので、混同してしまう方もいらっしゃるかもしれません。
ネイルファイルとネイルシャイナーの1番の違いは、グリッド数です。
グリッド数が数字が大きいほど目が細かくなり、ネイルファイルの場合は100、180、240というような種類がありますが、ネイルシャイナーの目は更に細かく、仕上げ面は2000~3000のグリッド数があります。
このとても細かい目が、地爪の表面の凹凸をなくし、つるつるにしてくれるのです。
当然ですが、目の粗いネイルファイルで、地爪の表面を削ってしまうと、地爪が薄くなって痛んでしまうので注意しましょう。
ナチュラルフィールドサプライが取り扱っているネイルシャイナーにつきまして、詳しい情報は、下記の記事をご参照ください。
3.ジェルネイルをオフしたい時に使う「アクリルファイル」「ゼブラファイル」
ジェルネイルをオフする際、アセトンなどの溶剤を使う前に、ある程度ジェルネイルをネイルファイルで削って落とす必要があります。
この時に使うのが、「アクリルファイル」あるいは「ゼブラファイル」と呼ばれる種類のネイルファイルです。
アクリルファイル、ゼブラファイルは荒削りに向いたネイルファイルで、ジェルネイルをごりごり落としていくことが可能です。
地爪を削ることに適したエメリーボードと比べると、削り面が大きいものが多いです。
4.アクリルネイルを削りたい時に使う「アクリルファイル」
アクリルで長さ出しをしたネイルを削って整えたいという場合は、その名の通り「アクリルファイル」がオススメです。
グリッド数が100前後の、荒いネイルファイルを使用すれば、頑丈なアクリルネイルもスピーディーに削ることが出来ます。
5.ネイルチップを削りたい時は「エメリーボード」か「アクリルファイル」
ネイルチップを削って、長さや形を整えたいという場合に使うネイルファイルの種類は、「エメリーボード」か「アクリルファイル」です。
エメリーボードを使う場合は、チップカッターである程度長さを切って、そこからエメリーボードで形を整えます。
チップカッターが無い場合は、アクリルファイルを使い、荒削りしていく方法がオススメです。
基本的には、様々な種類のネイルファイルを持っておくことに越したことはないですが、「必要最小限のネイルファイルだけ持っていたい」という場合は、自分が一番良く行うネイルの種類(ポリッシュ? ジェルネイル? つけ爪? アクリルネイル?)によって、常備しておくネイルファイルを厳選するのがいいかもしれません。
ただ、どの場合でも、爪を”磨く”役割であるネイルシャイナーと、爪を”削る”役割であるネイルファイルくらいは分けて1つずつ持っておく方が便利かもしれませんね!
ナチュラルフィールドサプライでは、今回の記事の中でご紹介させていただいたものだけではなく、様々な種類のネイルファイル、ネイルシャイナーのお取り扱いがございます。
気になる方はぜひ、下記のカタログページをご覧ください。
ナチュラルフィールドサプライの取り扱っている商品につきまして、ご不明点がございましたら、何でもお気軽にお問い合わせください。