自爪が傷みにくいネイルチップの外し方
普段お仕事や学校の都合などで、ジェルネイルができない方の中には、ネイルチップを活用して1日だけネイルアートを楽しむという方も多いのではないでしょうか?
ネイルチップを使われる方からよく聞く悩みは、「キレイなネイルチップの外し方が分からない」ということです。
具体的には、自爪の方にネイルグルー(接着剤)が残ってしまったり、ネイルチップを外した時に自爪の表面が剥がれてしまったりするなどのお悩みが考えられます。
そこで今回の記事では、できるだけ自爪を傷めずにキレイにネイルチップを外す方法について、解説したいと思います。
浮いた隙間から力任せにネイルチップを外すのはNG
自爪とネイルチップの間に、隙間があるからといって、力任せにネイルチップを外すのはNGです。
グルーオフを使うのはもったいないから、めんどうくさいからといって、無理にネイルチップを剥がしてしまうと、先述したようなトラブルになりまかねません。
何度か繰り返し使う予定のお気に入りのネイルチップが壊れてしまったり、自爪が剥がれてしまったり、まったくいいことがありません。
また、自爪の表面にグルー(接着剤)が多く残りやすいので、それを除去する手間が結局かかってしまうことになります。
両面シールで付けたネイルチップの外し方
ではまず、両面シールで接着したネイルチップの外し方について説明します。
両面シールというのは、ネイルチップセットを購入したときに付属してくるような、”爪の形をした両面シール”のことですね。
ネイルグルーよりも手軽にネイルチップを取り付けられることが特徴です。
両面シールで取り付けたネイルチップを自爪から外す時は、まずぬるま湯(30度~37度くらい)にネイルチップごと指を浸します。
自爪とネイルチップの隙間から、ぬるま湯を浸透させるようなイメージです。こうすることで、中の両面シールの粘着力が弱まります。
そして、ウッドスティックなどの、先がヘラのように平たくなっているアイテムをつかって、わずかに浮いたところからゆっくりとネイルチップを外していきます。
この方法なら、溶剤を使用しないので、自爪だけではなくネイルチップも傷めずに、取り外すことができます。
グルーよりも剥がれやすい両面シールならではの取り外し方です。
自爪やネイルチップに両面シールが残ってしまった場合の対処方法
「何とかキレイにネイルチップを外すことはできたけど、自爪やネイルチップに両面シールの一部やベタベタ感が残ってしまった!」というケースもあるでしょう。
ネイルチップについた両面シールを外す場合は、水を含ませた綿棒・コットンを巻き付けた棒などが便利です。
残ってしまった両面シールの端から、めくっていくように剥がしていきます。
自爪に両面シールが残ってしまった場合も同様です。自爪に使う場合であれば、水ではなく除光液を使うとベタベタ感も一緒に取れやすいです。
強力なグルーで付けたネイルチップの外し方
強力なグルー(接着剤)でネイルチップを付けた場合、しっかりとくっついているのでなかなか簡単には取れません。
強力なグルーで取り付けたネイルチップを取り外す場合、自爪をできるだけ傷めずに外すには、溶剤であるグルーオフが必要になるため、ネイルチップを繰り返し使うことは難しいのかなと思います。
グルーオフを使ってネイルチップを外すためには、まず自爪とネイルチップの間にくまなくグルーオフ液を塗ります。
そのままの状態で少し置き(1~2分程)、浮き上がったところからウッドスティックを差し入れて、ウッドスティックを起こすようにしてゆっくりとネイルチップを自爪から外します。
1回グルーオフ液を塗布しただけでは、浮き上がってこないネイルチップもあるかと思うので、その場合は再度、自爪とネイルチップの間にグルーオフを塗りましょう。
あとは全てのネイルチップが外れるまで、この作業を繰り返せばいいだけです。
強力なグルーが自爪に残ってしまった場合の対処方法
強力なグルーで取り付けたネイルチップを自爪から外すと、どうしても自爪の方にグルー(接着剤)が残ってしまうことがあります。
表面がボコボコして嫌だと思いますので、ここでは強力なグルーが自爪に残ってしまった場合の対処方法を説明したいと思います。
~大量のグルーが自爪に残ってしまっている場合~
グルーがひとかたまりになって、結構がっつりと自爪にこびりついてしまっている場合は、粗めのネイルファイルを使って、グルーの塊を削り落としてしまうのがいいでしょう。
削りすぎて自爪を薄くしてしまわないように注意してくださいね!
~ちょっとだけグルーが自爪に残ってしまっている場合~
ちょっとだけ、グルーが自爪に残ってしまっている場合は、アセトンやグルーオフなどの溶剤を含ませたウッドスティックで、グルーがついているところをこすって落としてください。
力を入れすぎると自爪の表面が削れてしまうかもしれませんので、優しく行いましょう!
ワンタッチグルーで付けたネイルチップの外し方
ネイルチップを繰り返し付けたり外したりできることがメリットの、ワンタッチグルーという商品を使ってネイルチップを付けている場合の外し方は、とっても手軽です。
ぬるま湯や溶剤を使わなくても、普通に取り外せます。自爪に残ってしまったワンタッチグルーも、爪でこするだけで取れます。
ワンタッチグルーの詳細について知りたい方は、下記記事をご確認ください。
→ まるでシールみたい!らくらくワンタッチグルー
ネイルチップを外す前と後にはネイルオイルでケアをしておこう
ネイルチップを外す前、そして後にはネイルオイル・ネイルケアクリームなどでケアを行っておくことがオススメです。
特に、ネイルグルーで付けたネイルチップを外すときにグルーオフを使用する場合、自爪とネイルチップの間からグルーオフ液を浸透させるため、自爪のみならず指先全体の水分が奪われやすいです。
自爪や指先の乾燥は、単にカサカサになってしまうというだけではなく、自爪のヒビ割れや二枚爪などの原因になってしまいます。
そのため、ネイルチップを外す前(グルーオフを使う前)に、指先をネイルオイルやケアクリームで保湿しておくことで、グルーオフを使うことによる指先の乾燥が軽減されますし、ネイルチップを外した後に使えば、ネイルチップを外した時に失われた水分を補うことができます。
<関連記事>
→ 爪を保湿する3つの方法 ~爪の乾燥対策にオススメ~
自爪をできるだけ傷めずにネイルチップを外すことはジェルネイル・マニキュアのしやすさにもつながります!
以上、自爪をできるだけ傷めずにネイルチップを外す方法のご紹介でした。
両面シールでつけているのか、グルーでつけているのかによって大きく取り外し方法は異なりますが、とにかく大事なのは無理やり剥がさないことです。
また、意外と忘れがちですが、ネイルチップを外す時においても保湿ケアは有効的です。
ジェルネイルのオフと同様、グルーオフを繰り返していると、対策無しではどんどん自爪が弱ってしまいますから、そうならないように必要な水分・油分を補ってあげることが必要です。
自爪をできるだけ傷めずにネイルチップを外すことで、表面がボコボコしない健康な自爪になりますので、ジェルネイルがリフトしにくい、マニキュアがはがれにくいなど様々なメリットがあります。
この記事で挙げたような方法を試し、ネイルチップはできるだけキレイに外しましょう!
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