ジェルネイルの練習法|プロ直伝の上達のポイント3つ
- 「ジェルネイルを始めてみたけどなかなか上達しない」
- 「練習のために友達にネイルモデルをお願いしたいけど、まだ他の人にやる自信がない」
- 「ネイルサロンで働いていて、技術をもっと向上したい」
ジェルネイルを始めてみたものの、なかなか思うように上達せずお悩みの方は少なくないでしょう。
特に、プロを目指している方や、周囲の人にネイルをしてあげたいと思っている方の場合、いち早く技術を磨きたいですよね。
この記事では、プロとして活躍するネイリストさんが、実際に取り組んできたジェルネイルの練習方法を紹介します。
ぜひご参考に!
ジェルネイルの練習は場数を踏むことが何より大切
まず、ジェルネイルの上達には、とにかく場数を踏むことが大切です。
筆の使い方など、技術的な慣れが必要というほか、今後色々な人に施術をしていく場合、あらゆるケースに対応できるようになるためです。
検定試験などでは、その場限りきれいなデザインを仕上げられたら良いですが、実用となると色々な人に色々なパターンでネイルを施さなくてはなりません。
同じアートでも、人それぞれ爪の形が違うので、人によってやりやすかったり、やりにくかったり、その場ではうまくできてもとれやすい人もいます。
ですので、ある程度基礎的なことができるようになったら、色々な人の爪で練習させてもらい、どんなパターンにも対応できるようにしておくことが上達のコツとなります。
練習台になってくれるネイルモデルは友達・家族をはじめ、紹介やsnsで募集されている方が多いようです。
普段からの人脈作りも大切にしておきましょう。
また、サロンや学校に属されている場合は、ルーキーネイルなど、通常より安い値段でお客さんにきてもらうなどのシステムもあります。
色々な方法で、たくさんの人にネイルの練習をさせてもらうといいですね。
ひとりでも出来るジェルネイルの練習法とポイント3つ
場数を踏むことが大切とはいえ、それ以前に基礎的な技術も重要です。
プロを目指すために基礎から本格的に学びたいという場合はネイル検定もおすすめですが、「検定の練習も大変」「もう少し自分でできることをがんばってみたい」「モデルを頼める人があまりいない」という方に、次のような練習のポイントを紹介します。
チップで練習するポイント
最初はネイルチップでの練習がおすすめ。
専用のハンドマネキンなどもありますが、L字フックに両面テープをつけて台がわりにするなど100円均一でアイテムを揃えることもできます。
ただ、この方法だと上下左右に動かせて回転もさせられるので、本来の手だったら不可能な動きもできてしまいます。
ある程度慣れてきて、他の人に施術する練習もしたいという場合は、先ほども紹介したハンドマネキンなどを使ってみてください。
最近はハンドマネキンもどんどん進化して、机に固定できて実際の指のように動くものがあり、練習しやすくなっていますよ。
デザイン練習のポイント
デザインについても、最初はチップで練習することがおすすめ。
まずはムラなく隅々まで塗れるように、筆の使い方に慣れましょう。
塗り方がわかってきたら、細い筆で細いラインをまっすぐきれいに引く練習や、細かなデザインを描く練習をしてみるのも良いですね。
また、仕上げのトップジェルをつるっとさせる練習もしておくと良いでしょう。
トップジェルは、爪の先端にたまりやすいので満遍なくいきわたるようにするほか、凹んでるところがないようにジェルを乗せる練習などがおすすめです。
慣れてきたら自爪でもトライしてみてください。
自爪での練習のポイント
人にやる前に自分の爪でも練習することも大切です。
デザインなどは、ハンドマネキンとチップで練習する方が上達につながりますが、下処理は自爪での練習が望ましいです。
例えば、ファイルの当て方について、こすりすぎると痛かったり、必要以上に削れてしまったりすることがあります。
そういったことを防ぐために、自分の爪で力加減などをしっかり見極めておく必要があります。
その他、オフの練習や、実際の爪への施術は自爪でやらざるを得ません。
それに伴い、爪が傷みやすくなるので、練習用のディフェンダーを使う他、表面だけ削ってやりかえるなどの工夫をすることも大切でしょう。
オフ後はネイルケアをしっかり行ってくださいね。
まとめ
ジェルネイルの上達には練習が欠かせません。
「何をしていいかわからない」という場合も、まずは簡単なデザインの真似などを試しにやってみることがおすすめです。
少しずつでも取り組んでいるうちに、自分の得意不得意も見えてきますので、練習のアイデアもどんどん湧いてくるでしょう。
プロとして活躍されている方々も、最初から上手にできたわけではなく、練習を怠らず、積極的に場数を踏むなど努力されてきています。
「なかなか上達しないのは向いてないのかな?」「センスがすべてなのかな?」など不安に思われている方も、諦める前に練習方法を見直してみてくださいね。