【ネイリスト解説】足の小指の爪が小さいのは治る?ケアとネイルの楽しみ方
「足の小指の爪が小さいのがコンプレックスで改善したい」
「小指の爪が小さいけれどフットネイルを楽しみたい」
とお考えの方へ。
足の小指はハイヒールなどつま先に負担がかかる靴、歩き方の影響で小さくなってしまうことがあります。
小指の爪が特に小さいとお悩みの方は、生活習慣の見直しやネイルケアで改善できるかもしれません。
この記事では、足の小指の爪が小さくなる原因や対処法、フットネイルのケアやアートについてご紹介します。
フットネイルのケアを行いたい人は、ぜひ最後までお読みください。
足の小指の爪が小さくなる原因と爪を育てるケア方法について
まずは足の小指の爪が小さくなる原因とケア方法についてご紹介します。
足の小指の爪が小さいのは「圧迫」が主な原因
他の爪と比べて足の小指の爪だけが特別小さい場合、小指部分が常に圧迫されていることや角質が溜まりやすいことが考えられる原因です。
特に女性はハイヒールやつま先がとがったデザインの靴を好んで履く方も多く、きつい靴を履く習慣があります。
この場合無意識のうちに日常的に小指を圧迫しており、その影響で足の小指の爪が小さくなってしまうのです。
小指を圧迫するのは、ハイヒールやつま先がとがったデザインの靴だけではありません。
革靴などを含めつま先がきつい靴が影響しているので、「ペタンコの靴しか履かない」という方にも注意が必要です。
合わない靴を履くことで足の親指あたりの骨が変形する外反母趾(がいはんぼし)は知っている方も多いでしょう。
外反母趾と同じく小指側の骨が歪むことを内反小趾(ないはんしょうし)といいますが、足の小指の爪だけ異常に小さい方はこの内反小趾の可能性が高いです。
足の小指の爪を大きくする方法
「足の小指の爪をもっと大きくしたい」という場合、以下の2つが方法として挙げられます。
- 足の小指を圧迫している状況を改善する
- 小指の爪の保湿やマッサージで爪の成長を促す
- 甘皮ケアや角質ケアをおこなう
それぞれについて、順番に解説します。
1番にすべきことは爪を圧迫している状況を改善する
足の小指の爪を育てたい場合、まずは現在爪を圧迫している状況を改善することが重要です。
どんなに保湿やマッサージで爪の成長を促しても、日々小指を圧迫し続けていれば意味がありません。
「自分が内反小趾なのか知りたい」という方は、整形外科を受診するのもおすすめです。
医師が要治療と判断すれば、内反小趾の治療を受けることができます。
爪を圧迫している状況を改善するには、靴の見直しが必要です。
毎日きつい靴を履いている場合、週の何回かはヒールのない靴を履いたり、足の小指に負担がかからない靴を履いたりしましょう。
百貨店や靴の専門店の中には、靴の専門知識や技術を持ったシューフィッターという販売員が在籍している場合があり、靴選びを手伝ってくれます。
セルフケアとして甘皮ケアや角質ケア、保湿やマッサージを行う
爪の中でも足の親指や小指は、特に力が加わったり靴と擦れたりする場所です。
足は角質が分厚くなりやすいので、保湿してやわらかくすることで角質が除去され、足の指に関しては小さく見えていた爪が大きくなることがあります。
またマッサージでつま先の血流を良くすると、血液に栄養が乗り、爪を作る爪母(そうぼ)に栄養が届きやすくなります。
爪を育てるという意味で、マッサージによる効果も期待できるでしょう。
ただ一度小さくなってしまった足の小指の爪は、すぐに大きくなるものではありません。
一概にセルフケアをしたからといって爪が大きくなるとは限りませんが、何もしないよりは効果を期待できます。
ナチュラルフィールドサプライでは、爪や甘皮の美容液「ネイルプログラムゴールド」を販売しています。
100%植物由来成分で防腐剤を使用せず、4種類の100%自然由来の植物エキスを最適比率で配合。
水溶性ケラチンと水溶性ラノリンで優れた保湿効果が期待でき、酸素補給水WOXの効能で一緒に栄養分を爪やお肌に届けます。
→ ネイルプログラムゴールドを見てみる【商品説明】
→ ネイルプログラムゴールドを見てみる【楽天市場】
アロマネイルオイルの「Cutie Cube」はブラシタイプのオイルで、いつでもサッと塗っていただけます。
マカダミアナッツオイル、植物性スクワランオイル、ホホバオイル、オリーブオイル、ローズヒップオイルの5種類のオイルにビタミンEと爪を構成する成分であるケラチンを加えたボタニカルオイルで、プレゼントにもおすすめです。
ローズマリー × オレンジ、ミント × ベルガモット、ラベンダー × ライム、ティーツリー × グレープフルーツの4種類から、好きな香りをお選びいただけます。
→ Cutie Cube アロマネイルオイルを見てみる【商品説明】
→ Cutie Cube アロマネイルオイルを見てみる【楽天市場】
足の爪が小さい方は伸びてこない可能性もある
爪は根元部分に爪を育てる爪母や爪床があり、この部分が健康であれば爪が復活する可能性はあります。
しかし長年の負担で爪母や爪床が大きく損傷していれば、大きな成果は期待できません。
足の爪は特に再生が遅く、数日ケアを続けてもすぐには変わらないでしょう。
人によっては1年以上かかることもあり、気長に毎日取り組んでいく姿勢が必要です。
足の小指の爪をケアする方法
足の小指の爪をケアする方法について、ネイリストが3つのポイントを解説します。
足の小指の爪の長さの目安
足の小指の爪の長さは、足の指の先から1~2mm爪が出た状態がベストです。
上の写真のような状態は深爪で、切りすぎると歩くときに痛みが生じてしまいます。
ハンドネイルでは、爪を伸ばしてロングネイルにすることでより指を長く見せることができますが、夏にサンダルやミュールを履く時期を除けば足の爪をロングネイルにするケースはあまり見かけません。
靴や靴下を履くことを考えると、足の爪は長すぎないように、かつ深爪しすぎない機能的な長さがベストです。
小指の爪が割れている場合はカットする
足の小指の爪はぶつけやすく末端にあるため栄養が届きにくい場所なので、爪トラブルが起こりやすい部分です。
ストッキングやタイツ、靴下がひっかかる原因になってしまうので、爪が割れている場合は早めに切ってください。
小指の爪が少し欠けた程度なら、サイドの角をなだらかにしてスクエアオフに整えるのも良いでしょう。
手の爪が割れる場合、多くの場合はストレスポイント(爪の両端かつ皮膚から離れた部分)に力がかかり横方向に割れます。
手の場合、爪が長いロングネイルの状態で爪が欠けると1本だけ目立ってしまいます。
この場合シルクラップというリペア方法で補修を行いグルーでとめて、ジェルで厚みを出せば問題なく補修可能です。
しかし足の爪は伸ばすケースが少なく、リペアまで行うケースはほぼありません。
もちろんネイルサロンでお客様が希望するなら、ネイリストはリペアも対応してくれるでしょう。
セルフでリペアの技術を持っている方なら、小指の爪のリペアもできないことはありません。
しかしセルフでするには姿勢的に難しく、あまりおすすめできないかもしれません。
小指の爪が縦に大きく割れたら受診がおすすめ
爪が縦に割れている場合、痛みを伴う場合はもちろん、爪の病気の可能性もありますので、早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
足の小指の爪が小さい人がフットネイルを楽しむ方法
足の小指の爪が小さい方は多いものですが、特にマニキュアやジェルなどでネイルアートを楽しんでいる方はコンプレックスに感じている方も多いようです。
足の小指の爪が小さい方がフットネイルを楽しむ方法について、ネイリストが解説します。
小さい足の小指の爪はアートが難しい可能性も。
足の爪の小指がかなり小さい場合、マニキュアやジェルを乗せるときもアートは難しい可能性があります。
ほかの指にアートを施す場合は、サロンであれば適切に対応してくれますので相談してみてください。
小さい爪にジェルを乗せるときに気を付けたいこと
セルフネイルでもサロンに行く場合でも、小さい足の爪にジェルを乗せるときは以下の2つのポイントを知っておきましょう。
- 足の小指の爪があまりに小さい場合はアートを描くことが難しい可能性がある事を念頭に置いておく
- 単色やラメなど一色塗りでアートを楽しむ
足の小指の爪が小さくてお悩みの方は、フットネイルをするときにコンプレックスが強くなりがちです。
「ほかの指と揃えなければ」と無理にアートやデザインを乗せるのではなく、上記のように1色塗りを楽しむのがおすすめです。
足の小指の爪が小さくても、可能ならジェルを乗せたほうが綺麗に見えます。
ただしアートにはこだわらず、ケアによって面積を広げてから、カラーやラメを乗せると良いでしょう。
ジェルを乗せる前には、ハンドネイルと同じく爪の長さを整えたり甘皮処理をしたりといったプレパレーションが重要です。
足の爪も根元に甘皮が貼りついているので、丁寧に余分な甘皮を除去することで爪のスペースが広がり、爪も大きく見えます。
甘皮処理をした後は、かならずキューティクルオイルなどで保湿しておきましょう。
ナチュラルフィールドサプライの「NF キューティクルケアクリーム」は検定にも対応した商品で、甘皮への保湿効果が高いクリームです。
トコフェロール(ビタミンE)やアボカド油、ホホバ種子油といった自然由来成分で乾燥やささくれから爪を守ってくれます。
ネイルサロンなら適切に対応してくれるので相談してみましょう
足の小指の爪がかなり小さくても、それが理由でフットネイルを断るネイルサロンは基本的にありません。
幅数ミリ程度の小さい爪にアートを施してほしいといったオーダーは難しい可能性がありますが、基本的なお手入れや単色のカラーを乗せるのであれば、断るサロンはほぼないでしょう。ネイリストが実際に小指の爪の大きさや状態を見て、何かしら対応してもらえるかと思います。
小指の爪がある場合はリペアできるケースもありますが、爪自体がなくなっている場合はリペアもできません。
この場合、ほかの4本の爪に対して施術をしてもらうことになります。
まとめ
足の小指の爪が小さいとお悩みの方へ向けて、主な原因や対策、ネイルアートの乗せ方をご紹介しました。
この記事をまとめます。
- 足の小指が小さい原因は、靴や歩き方による圧迫が主な原因である
- 足の小指の爪は甘皮ケアや角質ケア、保湿やマッサージでアプローチすることができる
- 小指の爪が小さい方がフットネイルを施す場合、小指の爪は単色ジェルだけ乗せるのがおすすめ
足の小指の爪はほかの指より小さいものですが、極端に小さかったりなくなっていたりするとコンプレックスに感じる方も少なくありません。
日ごろ窮屈な靴を履いている方や歩き方がおかしいと感じている方は、日常生活の見直しから始めてみましょう。
ナチュラルフィールドサプライでは、ネイルケア用品やセルフネイルグッズを多数取り扱っています。
フットネイルのケアに興味がある方はぜひチェックしてみてください。