JNAジェルネイル技能検定試験とは?

ネイリストを目指したり、ネイリストが自分の技術をさらに磨くために受けるのが「ネイリスト検定試験」です。

中でも特にメジャーなものが、

• JNAジェルネイル技能検定試験
• JNECネイリスト技能検定試験
• I-NAIL-A(INA)ネイルスペシャリスト技能検定試験
• I-NAIL-A(INA)ジェルネイル技能検定試験

上記の4つです。

今回の記事では、JNAジェルネイル技能検定試験について、説明していきます。

※今回の記事は、2017年10月31日付のNPO法人日本ネイリスト協会のサイトを参考にしています。

JNAジェルネイル技能検定試験とは?

まず、ジェルネイルの試験にはいくつか種類があるのですが、それぞれ実施団体が違うことが特徴です。

JNAジェルネイル技能検定試験は、NPO法人日本ネイリスト協会が実施している試験です。

ジェルネイルの正しい知識を持っていること、サロン等に来られるお客様が安全な施術を受けられることを保証する資格です。

そしてJNAジェルネイル技能検定試験には、3種類の試験があります。

• 初級
• 中級
• 上級

言葉の意味の通りですが、初級、中級、上級の順に試験の難易度は上がっていきます。

初級試験について

JNAジェルネイル技能検定試験の初級は、ネイルケアのベーシックマスターと、ジェルネイルを行うために必要な基礎的知識と技術を証明するための資格です。

「ネイリストの資格を取りたいなぁ」と考えられている方は、まずはここから始められるのかなと思います。

• 実技試験第1課題
• 実技試験第2課題
• 筆記試験

実技試験の第1課題は、両手10本のネイルケアです。その後インターバルを挟み、実技試験の第2課題に移ります。

実技試験第2課題は、左手5本のポリッシュカラーリング(赤)、右手5本のジェルネイルカラーリング(赤)、右手中指へのジェルアートを行います。

筆記試験では、ネイルそのものに関する基礎知識、ジェルネイルに関する基礎知識を試されます。

詳しくは、下記のJNAジェルネイル技能検定試験初級のページをご確認ください。
→　JNAジェルネイル技能検定試験初級試験　試験概要

中級試験について

JNAジェルネイル技能検定試験の中級は、ネイルケア・ジェルネイルを施術するプロとして、サロンワークに必要な専門知識と技術を試される試験です。

当然ですが、初級試験よりもさらに難しく、専門的な試験内容になってきます。

• 実技試験第1課題
• 実技試験第2課題
• 筆記試験

初級と違うのは、ジェルオフ・ポリッシュオフなどオフに関する確かな技術、ジェルグラデーション・イクステンション・フレンチカラーリングなどの技術を求められる点です。

詳しくは、下記のJNAジェルネイル技能検定試験中級のページをご確認ください。
→　JNAジェルネイル技能検定試験中級試験　試験概要

上級試験について

JNAジェルネイル技能検定試験の上級は、JNAジェルネイル検定の中で最もレベルが高く、ジェルネイルのスペシャリストを証明するための資格です。

上級試験には、実技課題が1つあります。

ジェルクリアスカルプチュア、ジェルチップオーバーレイ＋デザイン、ジェルチップオーバーレイ＋フレンチルックなど、イクステンションをキレイにできるかどうかの技術を試されます。

詳しくは、下記のJNAジェルネイル技能検定試験上級のページをご確認ください。
→　JNAジェルネイル技能検定試験上級試験　試験概要

JNAジェルネイル技能検定試験の受験資格

JNAジェルネイル技能検定試験の初級は、義務教育を修了している方であれば、誰でも受験できます。

また、試験の飛び級受験はできません。

中級試験を受けるためには初級の試験に合格していることが条件となり、上級試験を受けるためには中級の試験に合格していることが条件となります。

ネイリストとしての技術を磨くためには、トップレベルの試験への合格を目指していかれる方が多いかと思いますが、そのためには初級、そして中級、最後に上級の順に、試験を受けて合格することが必要なのです。

JNAジェルネイル技能検定試験の受験時期

2017年10月現在、直近のJNAジェルネイル技能検定試験は、2017年12月に行われますが、こちらは既に申し込みが終了しています。

次回の予定は2018年6月頃だそうですので、受験を考えられている方は、こまめに日本ネイリスト協会のサイト等をチェックしておくことをオススメします。

JNAジェルネイル技能検定試験受験会場について

2017年10月現在、日本全国6会場で、JNAジェルネイル技能検定試験が行われています。

• 札幌
• 仙台
• 東京
• 名古屋
• 大阪
• 広島
• 福岡

上記の6都市です。もしネイルスクールに通われる場合、スクールによってはJNAジェルネイル技能検定の自校実施制度が適用される場合がありますので、詳しくはJNAの認定校までお問い合わせください。

JNAジェルネイル技能検定試験は独学でも合格できる?

JNAジェルネイル技能検定試験には、サロンでの実務経験など、特別な資格は必要ありません。

先述したように、初級であれば、義務教育を修了した方なら誰でも受けられます。

しかし、完全な独学では合格率が低いというのが現状です。

テキストなどで筆記試験のための知識を入れることは可能ですが、ネイル用品のセッティングのルールなど、細かいところが分からないので、初級であっても試験を難しく感じる人が多いのではないかと思います。

少なくとも通信教育、できればネイルスクールで、試験に対応した専門的な勉強をされることをオススメします。

以上、“JNAジェルネイル技能検定試験の受験資格とは何なのか?”についての説明でした。

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→　JNAジェルネイル技能検定

また、JNECネイリスト技能検定試験については、下記記事をご確認ください。
→　JNECネイリスト技能検定試験とは?