ネイル検定コラム

ネイル検定で不合格理由となるうっかりミス7選

うっかりミスイメージ

受験するからには、万全の準備で挑みたい各種「ネイル検定」

当然ながらネイル検定は、レベルが上がるほどに合格率が下がっていきますので、「頑張ったけれど、不合格になってしまった…」というケースは、よくあることです。

しっかり勉強をして施術のテクニックを磨いたとしても、減点方式のネイル検定では”うっかりミス”が採点に響いて、不合格の理由になってしまう可能性があります。

そこで今回の記事では、ネイル検定の経験者が語る“気をつけておけばよかったうっかりミス”をいくつかまとめてみました。

そもそもネイル検定の不合格理由は教えてもらえるの?

ネイル検定に不合格になってしまったら、「どうして不合格になってしまったんだろう?」と理由を知りたくなるところですが、多くのネイル検定で不合格の理由は教えてもらえません

ネイル検定の多くが減点方式での採点(実技試験の場合)ですが、”何が原因で、何点減点されたのか?”は分からないのです。

例えばJNECの試験概要ページでは、「ネイル検定の結果の詳細は教えてもらえますか?」との質問に、「採点内容・結果詳細については、お答えしておりません」と明記されています。

 

つまり、ネイル検定で不合格になった場合は、次のネイル検定に備えてさらに知識・技術を磨き、ついついしてしまう”うっかりミス”が無いように気を付けるしかないと言えます。

ネイル検定の不合格理由になりうるうっかりミス7選

うっかりミス

ネイル検定におけるうっかりミスを調べてみると、非常に多くの意見が伺えます。

その中でも、「特に多いうっかりミス」、「意外なうっかりミス」、「もしも起こったら致命的なうっかりミス」を7つ挙げてみました。

  1. ネイル検定会場への遅刻
  2. 筆記用具忘れ
  3. 品名ラベルの記入ミス
  4. マークシートの記入ズレ
  5. 実技試験の工程忘れ
  6. 実技試験におけるタイムオーバー
  7. モデルからのアドバイス

【1】ネイル検定会場への遅刻

各ネイル検定で定められている入場時間内に、指定会場に入場できなかった場合、ネイル検定を受験することはできません。

つまり失格です。

指定会場が最寄駅から離れていることもあるので、アクセスを事前に入念に確認し、余裕を持って会場にたどり着けるようにしましょう。

※ネイル検定では、車ではなく公共機関の利用を指定されます。

もちろん、モデルが遅刻しても失格ですので、会場まで一緒に行くことが望ましいです。

【2】筆記用具忘れ

ネイル検定で使う道具のチェックを入念に行うあまり、筆記用具をうっかり忘れてしまうことがあります。

筆記用具が壊れて使えないというケースもあるため、持ち出す前に必ずチェックしておきましょう。

JNECの試験要項によると、筆記用具に限らず、検定で使う用具の事前審査後の貸し借りや、テーブルセッティング後に用具の出し忘れに気付いてこっそりカバンから取り出すことは、失格行為です。

【3】品名ラベルの記入ミス

各ネイル検定で指定された商品に、品名を記入したラベルを貼り付けます。

“中が空欄になっているラベルに自分で品名を記入して貼り付ける”場合、記入にミスがないか確認が必要です。

それは、ネイル検定によって同じアイテムでも表記が違ったり、アルファベット表記は減点対象など、様々な違いがあるためです。

また、品名のラベルを貼り付ける時はできるだけ丁寧に貼り、最終持ち物確認の際には端からめくれていないかなど、細かく確認しておきましょう。

「自分で品名を書くのは面倒」「記入ミスしたくない」という方は、各ネイル検定に合わせた品名ラベルの準備をオススメします。

⇒ 各ネイル検定の品名ラベルについて詳しく知りたい方はコチラ
※「ネイル検定対応の道具に貼る品名シールラベル」のページへリンクします。

【4】マークシートの記入ズレ

しっかりと筆記試験の勉強を積んできた方の場合、「筆記試験の内容が意外と簡単!」と思える場合もあるかもしれません。かといって、油断は禁物です。

ネイル検定の筆記試験はマークシート方式であるため、1つズレが生じてしまうと、その後もずっとズレてしまいます。

最後まで問題に解答できれば、空白が残りズレには気付けるかと思いますが、どこからズレたのか確認して、再度マークをし直す時間がないかもしれないので、くれぐれもマークシートの記入ミスには注意しましょう。

【5】実技試験の工程忘れ

「そんなことあるの!?」と思われるかもしれませんが、ネイル検定で緊張される方の場合、実技試験で必要な工程を1つ飛ばしてしまうことがまれにあるようです。

特に多いと聞くのは、サンディングなどの下処理忘れです。ネイル検定の直前にアートの練習を集中して行っていると、ついつい頭から抜けてしまうのかもしれません。

ネイルアートをする指を間違える”手指間違いミス”は、JNECの試験要項によると失格対象ですので、要注意です。

普段は絶対しないうっかりミスをしないように、できるだけ落ち着いて実技試験にのぞみましょう。

【6】実技試験におけるタイムオーバー

実技試験における失格対象として、手指間違いと同様に要注意しておきたいのが、”タイムオーバー”です。

1つ1つの工程を念入りに練習してきた独学の受検者に、よくあるミスだと聞きます。

時間配分にムラがなくなるまで通し練習を何度も行い、検定当日ちょっとしたミスをリカバーする余裕を持てるように、タイム全体を縮めておくことが理想的です。

【7】モデルからのアドバイス

ネイル検定に協力してくれるモデルと共有しておくべきことはたくさんありますが、特に注意しておきたいのは検定中の私語です。

JNECの試験要項によると、「モデルの私語が多い」と判断された場合に減点対象となるだけでなく、私語の内容から「カンニング」と判断された場合に、失格となってしまいます。

何も知らないモデルがよかれと思って、受験者に「ここの指、ポリッシュがはみ出してるよ!」などど発言した場合、カンニングと取られるリスクが高いです。

モデルと受検者が必要以上に話すこと自体が減点対象なので、”緊急時以外は喋らない”などと、2人で決めておいた方が安心かと思われます。

不合格に繋がるうっかりミスを防ぐためにしておくこと

この記事で取り上げた7つのうっかりミス以外にも、各ネイル検定(JNA・JNEC・INAなど)には様々な減点事項・失格事項があります。

自分が受けるネイル検定の試験要項は、すみずみまで入念に確認しておきましょう。

特にI-NAIL-A(INA)は、他のネイル検定よりも服装や用具に関する規定が厳しめの印象を受けますので、要注意です。

ネイル検定当日直前にすべて頭に入れることはほぼ不可能なので、日々自分が受験するネイル検定でやってはいけないこと・やっても大丈夫なことを確認しながら、練習を重ねることをオススメします。

 

ナチュラルフィールドサプライはネイル検定の指定商品を取り扱っています。

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